Bluetooth®機器をマルチメディアシステムで使用するときに、特に気を付けていただきたいことがあります。

知識

  • この車両は、2.4GHz周波数帯の Bluetooth®通信を使用しています。Bluetooth®を利用する環境によって、通信速度が遅くなったりBluetooth®接続が切断される場合があります。(ベストエフォート型機能)

  • Bluetooth®と同じ2.4GHz帯無線通信を使用するWi-Fi®と同時使用する場合には、相互に影響を与える可能性があります。

  • Bluetooth®とWi-Fi®が相互に干渉することで、互いに画像の乱れや音飛び、通信速度の低下などの現象が発生することがあります。
    Bluetooth®機器を接続した状態であれば干渉による影響が軽減されるため、Bluetooth®機器を登録している場合は、登録機器と接続すると問題が改善する可能性があります。(Bluetooth®機器が接続されているかどうかは、マルチメディアシステム画面のステータスアイコンで確認できます)(→ステータスアイコンの見方

  • Apple CarPlay をワイヤレス接続しているときは、マルチメディアシステムでBluetooth®機能が使用できません。また、Wi-Fi Hotspotも併用できません。

  • Bluetooth®携帯電話と他の無線機器を同時に使用すると、それぞれの通信に悪影響をおよぼすことがあります。

  • 同じ2.4GHz帯の無線通信を行うWi-Fi®機能(Wi-Fi Hotspot、Miracast®)とBluetooth®機器を同時に使用すると、それぞれの通信に悪影響をおよぼすことがあります。この場合は、Wi-Fi®機能をOFFに設定にすると快適に利用できる場合があります。

  • Bluetooth®機器は、Bluetooth®接続により電池が早く消耗します。

  • この機器の使用周波数帯では、電子レンジ等の産業/科学/医療用機器のほか、工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)及び特定小電力無線局(免許を要しない無線局)並びにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。(上記3種の無線局を以下「他の無線局」と略します)この機器を使用する前に、近くで「他の無線局」が運用されていないことを確認してください。万一、この機器から「他の無線局」に対して有害な電波干渉事例が発生した場合には、速やかに使用場所を変更して電波干渉を回避してください。

  • この機器の使用周波数帯は2.4GHz帯です。変調方式としてFH-SS変調方式を採用しています。想定与干渉距離は10m以下です。この機器は全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避可能です。

  • 本製品は、電波法および電気通信事業法の基準に適合しています。製品に貼り付けてあるシールはその証明です。シールをはがさないでください。

  • 本製品を分解・改造すると、法律により罰せられることがあります。

  • 接続する携帯電話により、動作や音量が異なることがあります。

  • Bluetooth®接続している携帯電話でMiracast®を使用している場合は、Bluetooth®オーディオの音が出ないことがあります。Miracast®を切断するとBluetooth®オーディオの音が出るようになることがあります。

  • 緊急通報中は、Bluetooth®接続が切断されます。緊急通報終了後に切断されたBluetooth®機器が再接続されます。

警告

  • 携帯電話をハンズフリー電話で使用する場合、安全のため、運転者は運転中に携帯電話本体を操作しないでください。

  • 安全な場所に停車して電話をかけてください。運転中に電話がかかってきたときは、安全運転に留意し、通話は手短にしてください。

注意

  • Bluetooth®機器をマルチメディアシステムに近づけて使用しないでください。近づけすぎると、音質が劣化したり、接続状態が悪化することがあります。

  • 携帯電話は車室内に放置しないでください。車室内が高温のときに携帯電話が故障するおそれがあります。

ペースメーカーやその他の医療用電気機器をお使いの方は

Bluetooth®通信時の電波について、次の点にご注意ください。

警告

  • Bluetooth®通信用の車両側アンテナはマルチメディアシステムに内蔵されています。
    植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器以外の医療用電気機器を使用される場合は、電波による影響について医師や医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波により医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。

Bluetooth®オーディオと同時に使用するとき

  • Bluetooth®オーディオとハンズフリー電話とで異なるBluetooth®対応機器(携帯電話)を同時に使用するときは、次のような場合があります。

    • 携帯電話のBluetooth®接続が切断されることがあります。

    • ハンズフリー電話の音声にノイズが発生することがあります。

    • ハンズフリー電話の動作が遅くなることがあります。

  • Bluetooth®オーディオを再生中にハンズフリー電話で使用する通信機器の選択を変更した場合、再生される音声が途切れることがあります。

  • 連絡先データ転送中は、ポータブル機の接続が切断されることがあります。この場合、転送が終了すると再接続されます。(機種によっては、再接続できないことがあります)

  • ハンズフリー接続とオーディオ接続の両方に対応している携帯電話でも、ハンズフリー接続とオーディオ接続を同時に接続できない場合があります。

  • 携帯電話を利用する際には、必ず動作確認済携帯電話をレクサス販売店またはWebサイト(https://lexus.jp/total_care/connected/smartphone/)のハンズフリー通話の動作確認済み携帯電話でご確認ください。

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