ハイブリッドシステムは、電気モーターとガソリンエンジンという2つのパワーのシナジー(相乗)効果により、優れた動力性能と低燃費化の両立を高い次元で実現したシステムです。さらに、排出ガスを低減、クリーン化した環境に配慮した技術となっています。
また、従来のシステムに加えて、4つの走行状況(発進・加速・低速走行・高速巡航)に合わせた専用制御により、駆動力や燃費性能などを最適な状態にすることで、より力強く、より燃費を向上させる走行が可能となっています。
ハイブリッドシステムは、電気モーターとガソリンエンジンという2つのパワーのシナジー(相乗)効果により、優れた動力性能と低燃費化の両立を高い次元で実現したシステムです。さらに、排出ガスを低減、クリーン化した環境に配慮した技術となっています。
また、従来のシステムに加えて、4つの走行状況(発進・加速・低速走行・高速巡航)に合わせた専用制御により、駆動力や燃費性能などを最適な状態にすることで、より力強く、より燃費を向上させる走行が可能となっています。
イラストは説明のための例であり、実際とは異なります。
停車中はガソリンエンジンを停止します。
発進時は電気モーターを使って発進します。
平地や下り坂などで、アクセルペダルの踏み込みが小さいときもガソリンエンジンを停止し、電気モーターを使って走行します。
シフトポジションがNにあるときは駆動用電池への充電が行われません。
駆動用電池の充電が必要なときやエンジン暖機中など、ガソリンエンジンが自動停止しないことがあります。(→ガソリンエンジンの自動停止について)
主にガソリンエンジンを使用して走行します。
必要に応じて電気モーターを発電機として動かし、駆動用電池へ充電します。
アクセルペダルを強く踏み込むと、ガソリンエンジンに加え、駆動用電池からも電気モーターに電力を供給し、電気モーターの出力を上げ、力強く加速します。
車輪が電気モーターを発電機として動かし、駆動用電池へ充電します。
次の場合、車の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、駆動用電池へ充電すると共に減速力を得ることができます。
シフトポジションがDまたはMで走行中に、アクセルペダルから足を離したとき
シフトポジションがDまたはMで走行中に、ブレーキペダルを踏んだとき
ガソリンエンジン停止中や、電気モーターのみで走行しているときに、EVインジケーターが点灯します。
車両状態に応じて、ガソリンエンジンは自動的に始動・停止します。
ただし、次のいずれかの状態では自動停止しないことがあり、燃費が低下する場合があります。
ガソリンエンジン暖機中
駆動用電池充電時
駆動用電池の温度が高いとき、または低いとき
暖房をかけているとき
シフトポジションがMのとき
急加速・急減速をくり返したとき
長時間のハイブリッドシステム作動をくり返したとき
長い下り坂を走行したとき
状況により、上記の他にもガソリンエンジンが自動停止しない場合があります。
ガソリンエンジンの動力による充電や回生ブレーキにより、駆動用電池が充電されるため、車外からの充電は必要ありません。しかし、車両を長時間放置すると、少しずつ放電します。そのため少なくとも、2~3ヶ月に一度、約30分間または16kmほど運転してください。
万一、駆動用電池が完全に放電し、ハイブリッドシステムを始動できないときはレクサス販売店にご連絡ください。
ガソリンエンジンの自動停止が行われないことがあります。
自動停止しない状態が2~3日続く場合は、レクサス販売店へご連絡ください。
ハイブリッド車は、READYインジケーターが点灯し、走行可能な状態でも、通常の車のように、エンジン音や振動がないことがあるため、走行可能な状態であることに気が付かない場合があります。安全のため、駐車時は確実にパーキングブレーキをかけ、シフトポジションをPにしてください。
ハイブリッドシステム始動後は、次のような音や振動が発生する場合がありますが、異常ではありません。
エンジンルームからのモーター音
ハイブリッドシステム始動時や停止時に聞こえる車両後方および駆動用電池からの音
ハイブリッドシステム始動時および停止時に車両後方から聞こえる“コトン”、“カチッ”などの高電圧リレーの音
トランクを開けたときに聞こえる作動音
ガソリンエンジンの始動・停止時や低速走行時、およびアイドリング中にトランスミッション付近から聞こえる音
急加速時のエンジン音
ブレーキペダルを踏んだときや、アクセルペダルをゆるめたときに聞こえる回生ブレーキの音
ガソリンエンジンの始動・停止による振動
リヤシート下部にある吸入口から聞こえるファンの音
お車のメンテナンスや修理・廃車の際は必ずレクサス販売店にご相談ください。特に廃車する場合は、レクサス販売店を通じて駆動用電池の回収を行っていますので、ご協力ください。
EVインジケーターを点灯しないようにするなどの変更ができます。(カスタマイズ一覧:→ユーザーカスタマイズ機能)
ガソリンエンジンが停止した状態での走行時、車両の接近を周囲の人に知らせるため、車速に応じた音階で音を鳴らします。車速が約25km/hをこえると消音します。
次のような場合は、周囲の人に通報音が聞こえにくくなることがあります。
周囲の騒音が大きい場合
雨または強風の場合
また、車両接近通報装置は車両前側にあるので、車両前方と比較して、車両後方は聞こえにくくなることがあります。
車両接近通報装置に異常があるおそれがあります。レクサス販売店に連絡してください。
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