安全な降車を支援する
安心降車アシストの役割
安心降車アシスト(ドアオープン制御付)は、リヤバンパー内側にある後側方レーダーセンサーを使用し、各席乗員によるドア開き時のドアと車両/自転車の衝突可能性の判断の支援、およびドア開放をキャンセルすることで、事故被害低減に貢献するシステムです。
警告
- 安全にお使いいただくために
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安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転に努めてください。
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安心降車アシストは、停車中に接近してくる車両や自転車の存在を乗員に提供する補助的なシステムです。本システムだけで安全を判断できるものではないため、システムを過信すると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
状況によっては本システムが有効に機能しないことがあるため、乗員は自らの目視やミラーなどによる安全確認を行う必要があります。
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安心降車アシストのシステム構成部品
知識
- ドアミラーインジケーターの視認性について
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強い日差しのもとでは、ドアミラーインジケーターが見えづらいことがあります。
- ブザー音の聞こえ方について
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大音量のオーディオや周辺環境などで大きな音がする場合、ブザー音が聞こえづらくなる場合があります。
- 音声の通知について
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以下のとき、音声による通知は実施されません。
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ドアを開いて乗車後、ハイブリッドシステムを始動するまで
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ハイブリッドシステム停止後3分以上経過した場合
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センターディスプレイの言語設定で音声発話に対応していない言語が設定されている場合
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外部より全ドアがロックされている場合
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ハイブリッドシステム停止後、同一のドアが開いている状態が1分以上継続している場合
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センターディスプレイのACCカスタマイズ(ユーザーカスタマイズ機能概要)がONとなっている状態で、ハイブリッドシステムが停止されている場合
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センターディスプレイの駐車支援音量設定がOFFとなっている場合
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- ドア開放キャンセルについて
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車内側ドア開スイッチを押下した時のみ、ドア開放をキャンセルします。車外側ドア開スイッチでのドア開放はキャンセルされません。
警告
- システムを正しく作動させるために
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センサー周辺のリヤバンパーは常にきれいにしておく
センサー周辺のリヤバンパーに汚れや着雪がある場合、警告表示とともにシステムが作動しなくなることがあります。その場合、汚れや雪を落としたあと、安心降車アシスト機能がONの状態でしばらく走行してください(目安:約10 分)。それでも警告表示が消えない場合はレクサス販売店にて点検を受けてください。
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センサーやセンサー周辺のリヤバンパーにアクセサリーを付けたり、ステッカー(透明なものを含む)やアルミテープなどを貼ったりしない
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センサー周辺のリヤバンパーへの強い衝撃を避ける
センサーの位置や向きが少しでもずれると、車両を正しく検知できなくなったり、装置が正常に動作しなくなるおそれがあります。次のような場合には、必ずレクサス販売店にて点検を受けてください。
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センサーやセンサー周辺に強い衝撃を受けた
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センサー周辺のリヤバンパーなどに傷や凹みがある、一部が外れている
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センサーを分解しない
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センサーやセンサー周辺のリヤバンパーを改造しない
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センサーやリヤバンパーの脱着や交換が必要な場合は、レクサス販売店にご相談ください。
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リヤバンパーの塗装修理の際にはレクサス設定色以外への変更は行わないでください
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安心降車アシストが検知できる対象
安心降車アシストは後側方レーダーセンサーにより自車の後方を走行する次の車両/自転車を検知し、ドアミラーインジケーター、ブザー、メーターの表示、ヘッドアップディスプレイの表示および音声通知によってその車両の存在を乗員に知らせます。
安心降車アシストが検知できる範囲
次の範囲に入った車両/自転車を検知します。
安心降車アシストのON/OFFを切りかえる
センターディスプレイを使ってON/OFFを切りかえます。
- にタッチします。
- [運転支援]にタッチします。
- [安心降車アシスト]にタッチします。
安心降車アシストがOFFになると、運転支援情報表示灯が点灯します。
パワースイッチがONになるたび、安心降車アシストはONになります。
知識
- 安心降車アシストの作動条件
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次の条件をすべて満たしているときに作動します。
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ハイブリッドシステムがONのとき、ハイブリッドシステム停止後3 分以内、およびドアを開けて車内に乗り込んでから3分以内(ドア開閉が行われた場合は、作動継続時間がさらに延長される場合があります)
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安心降車アシストがONのとき
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停車中
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シフトポジションがR以外のとき
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- センサーが車両を検知する条件
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安心降車アシストは、次のような状況で検知範囲に入った車両を検知します。
停車している自車と並行に走行する車両や自転車がドア(バックドアを除く)を開けた範囲付近を通過するとき
- システムがドア開きをキャンセルしたときの開き方
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次の操作で、ドアを開くことができます。
接近してくる車両/自転車が通過、または進路変更した後、周囲を確認してから再度車内のドア開スイッチを押してください。緊急時など、警報中に周囲の安全を確認したうえで、ドアを開きたい場合のみ、下記の操作を実施してください。
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車内のドア開スイッチを約3秒以上押し続ける安心降車アシストのシステム構成部品
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車内のドア開スイッチを3回以上連続で素早く押す
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手動リリースハンドルを引く
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- システムが正しく作動しないおそれがある状況
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次のような状況では車両や自転車を有効に検知しないおそれがあります。
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センサーやセンサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの位置や向きがずれているとき
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泥/雪/氷/ステッカーなどがセンサーやセンサー周辺のリヤバンパーに付着したとき
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大雨/雪/霧などの悪天候時、水たまりなどのぬれた路面に停車しているとき
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隣の駐車車両に後続する車両や自転車
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後方で急な進路変更をして接近する車両や自転車
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発進した直後の車両や自転車
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バックドアが開いているとき
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車両後部に自転車キャリアなどのアクセサリーやスロープを装着しているとき
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後方に駐車車両や壁/標識などの静止物や人がいるとき
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道路に対して傾いて停車しているとき
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接近する車両や自転車の周囲に走行する車両があるとき
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接近する車両や自転車が壁/標識などの静止物の横を走行しながら接近しているとき
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車両や自転車が高速で接近するとき
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けん引しているとき
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急勾配の坂道に停車しているとき
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カーブの途中や終了地点に停車しているとき
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特に次のような状況では不要な検知が増えることがあります。
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センサーやセンサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの位置や向きがずれているとき
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自車の後方からずれた状態で車両や自転車が接近するとき
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道路に対して傾いて停車しているとき
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斜めに駐車している後方を車両や自転車が接近するとき
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後方に駐車車両や壁/標識などの静止物や人がいるとき
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後方で急な進路変更をして接近する車両や自転車
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接近する車両や自転車が壁/標識などの静止物の横を走行しながら接近しているとき
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バックドアが開いているとき
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車両後部に自転車キャリアなどのアクセサリーやスロープを装着しているとき
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車両や自転車が高速で接近するとき
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けん引しているとき
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急勾配の坂道に停車しているとき
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カーブの途中や終了地点に停車しているとき
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