警告
- 運転するとき
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後退するときは体をひねった姿勢となるため、ペダルの操作がしにくくなります。
ペダル操作が確実にできるよう注意してください。
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車を少し移動させるときも正しい運転姿勢をとり、ブレーキペダルとアクセルペダルが確実に踏めるようにしてください。
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ブレーキペダルは右足で操作してください。
左足でのブレーキ操作は緊急時の反応が遅れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
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電気自動車は電気モーターで走行するためエンジン音がありません。そのため、周囲の人が車両の接近に気が付かない場合があります。車両接近通報装置が装備されていても、周囲の騒音などが大きい場合は、車両の接近に気が付かないことがありますので、十分注意して運転してください。
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通常走行時は、走行中にEVシステムを停止しないでください。走行中にEVシステムを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、ハンドルの操作力補助がなくなり、ハンドル操作が困難になります。安全を確認した上で、すみやかに道路脇に停車してください。なお、通常の方法で車両を停止することができないような緊急時は、車両を緊急停止させてください。
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急な下り坂では、回生ブレーキを使用してスピードを下げてください。フットブレーキを連続して使いすぎると、ブレーキが過熱して正常に機能しなくなります。
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マルチインフォメーションディスプレイに“回生ブレーキ制限中 減速時は ブレーキを踏んでください”が表示されたときは、ブレーキペダルをしっかり踏んで減速してください。(“回生ブレーキ制限中 減速時は ブレーキを踏んでください”)
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走行中はハンドル/シート/ドアミラー/インナーミラーの調整をしないでください。運転を誤るおそれがあります。
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すべての乗員は頭や手、その他の体の一部を車から出さないようにしてください。
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AWD 車:本格的なオフロード走行を目的とした車ではありません。
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やむを得ず砂地やぬかるみを走行する際は慎重に運転していただき、連続走行をしないでください。
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岩石路やモーグル路の走行はしないでください。
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渡河などの水中走行はしないでください。電装品のショートやEVシステムの破損など、重大な車両故障の原因になるおそれがあります。
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すべりやすい路面を運転するときは、急ブレーキ/急加速/急ハンドルはしないでください。タイヤがスリップし、車両の制御ができなくなるおそれがあります。
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すべりやすい路面を運転するときは、急激なアクセル操作、シフト操作はしないでください。回生ブレーキで、車が横すべりするなどのおそれがあります。
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水たまり走行後はブレーキペダルを軽く踏んでブレーキが正常に働くことを確認してください。ブレーキパッドがぬれるとブレーキの効きが悪くなったり、ぬれていない片方だけが効いたりしてハンドルをとられるおそれがあります。
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AWD 車:万一脱輪し、駆動輪が宙に浮いているときは、むやみに空転させないでください。
駆動系部品の損傷や、車両の飛び出しによる思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
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- 継続的にブレーキ付近から警告音(キーキー音)が発生したとき
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できるだけ早くレクサス販売店で点検を受け、ブレーキパッドを交換してください。
必要なときにパッドの交換が行われないと、ディスクローターの損傷につながる場合があります。
パッドやローターなどの部品は、役割を果たすと共に摩耗していきます。摩耗の限界をこえて走行すると故障を引き起こすばかりでなく、事故につながるおそれがあります。
注意
- 部品の損傷を防ぐために
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ハンドルをいっぱいに回した状態を長く続けないでください。パワーステアリングに損傷をあたえるおそれがあります。
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段差などを通過するときは、できるだけゆっくり走行してください。ディスクホイールなどに損傷をあたえるおそれがあります。
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- 走行中にタイヤがパンクしたら
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次のようなときはハンドルをしっかり持って徐々にブレーキをかけ、スピードを落としてください。タイヤのパンクや損傷が考えられます。
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ハンドルがとられる
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異常な音や振動がある
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車両が異常に傾く
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- 冠水路走行に関する注意
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大雨などで冠水した道路では走行しないでください。次のような重大な損傷を与えるおそれがあります。
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電装品がショートする
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水の侵入による駆動用電池の破損
万一、冠水した道路を走行し、水中に浸かってしまったときは必ずレクサス販売店で次の点検をしてください。
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ブレーキの効き具合
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トランスミッションフルードの量および質の変化
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各ベアリング/各ジョイント部などの潤滑不良
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駆動用電池に接続されている構成部品
冠水によりシフト制御システムが損傷すると、シフトポジションがP に切りかえられない、またはP から他のシフトポジションに切りかえられなくなる可能性があります。
その場合はレクサス販売店へご連絡ください。
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- 事故にあったとき
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駆動用電池や周辺部品が損傷すると、誤作動の原因になる可能性があります。軽度の事故であっても、レクサス販売店で点検を受けてください。