タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタイヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タイヤ位置交換)を5,000kmごとに行ってください。
タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。
タイヤ空気圧
空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。
タイヤの亀裂・損傷の有無
タイヤの溝の深さ
タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無
知識
- タイヤ空気圧について
265/65R18 114V
前輪:230kPa(2.3kg/cm2)
後輪:230kPa(2.3kg/cm2)
265/55R20 109V
前輪:230kPa(2.3kg/cm2)
後輪:230kPa(2.3kg/cm2)
265/50R22 109V
前輪:230kPa(2.3kg/cm2)
後輪:230kPa(2.3kg/cm2)
タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空気圧ラベルで確認することができます。
※:タイヤが冷えているときの空気圧
- タイヤ関連の部品を交換するとき
タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、レクサス販売店にご相談ください。
警告
- 点検・交換時の警告
必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差のないタイヤを使用する
メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない
ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使用しない
サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない
- 異常があるタイヤの使用禁止
異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルをとられたり、異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
破裂などの修理できない損傷を与える
車両が横すべりする
車両の本来の性能(燃費・車両の安定性・制動距離など)が発揮されない
- 異常があるホイールの使用禁止
亀裂や変形などがあるホイールは使用しないでください。走行中にタイヤの空気が抜けて、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
注意
- 走行中に空気もれが起こったら
走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。
- 悪路走行に対する注意
段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。