目的や状況に応じてシフトポジションを選択してください。
シフトポジション | 目的および状態 |
---|---|
P | 駐車またはハイブリッドシステムの始動 |
R | 後退 |
N | 動力が伝わらない状態 |
D | 通常走行 |
M | Mモード走行(→Mモードでギヤ段選択するには) |
燃費向上や騒音の低減のために、通常はDを使用してください。パドルスイッチの操作で、走行に適したレンジを選択することができます。
Mモードは任意のギヤ段に固定して走行することができます。
知識
- ハイブリッドトランスミッションの保護制御
トランスミッションフルード(ATオイル)の温度が高くなると、マルチインフォメーションディスプレイに“AT オイル高温 取扱書を確認してください”が表示され、自動的に保護モードに入ります。レクサス販売店で点検を受けてください。
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)を使って走行しているとき
エンジンブレーキを目的に次の操作を行っても、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)が解除されないためエンジンブレーキは効きません。
Dポジションでのレンジ選択走行中に9・8・7・6・5または4にレンジダウンしたとき(→Dポジションでレンジ選択するには)
Dポジションで走行中に走行モードをスポーツモードにしたとき(→ドライブモードセレクトスイッチ)
- 急発進および後退速度の抑制(ドライブスタートコントロール)
- AI-SHIFT
AI-SHIFTは、運転者の運転操作と走行状況により、自動的に適切なギヤ段に切りかえます。
AI-SHIFTは、シフトポジションをDにしているとき自動的に作動します。(シフトポジションをMにすると機能が解除されます)
- シフト操作に関するメッセージがマルチインフォメーションディスプレイに表示されたとき
誤操作やシステムの状況等によりシフトポジションが切りかわらない、またはシフト操作が無効にされたときには、切りかえができない原因や、正しい操作方法などに関するメッセージが、マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。その場合は、メッセージに従って操作し直してください。
- 補機バッテリーを脱着したとき
警告
- すべりやすい路面を走行するとき
急なアクセル操作や、シフト操作を行わないでください。エンジンブレーキ力の急激な変化が横すべりやスピンの原因になりますので注意してください。
注意
- 駆動用電池の充電について
シフトポジションがNでは、ガソリンエンジンが回転していても駆動用電池は充電されないため、Nで長時間放置すると駆動用電池の残量が低下し、走行不能になるおそれがあります。
- シフト制御システムの異常が考えられるとき
次のような状態になったときは、シフト制御システムの異常が考えられます。
安全で平坦な場所に停車し、パーキングブレーキをかけて、レクサス販売店にご連絡ください。
マルチインフォメーションディスプレイにシフト制御システムに関する警告メッセージが表示されたとき(→警告メッセージが表示されたときは)
シフトポジションが選択されていない表示状態が、数秒以上続いているとき