ハイブリッドシステムを始動する

警告

ハイブリッドシステムを始動するときは必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まないでください。

注意

ハイブリッドシステムを始動するとき

もしハイブリッドシステムが始動しにくい場合は、ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

パワースイッチの操作

パワースイッチ操作時に引っかかりなどの違和感があるときは、故障のおそれがあります。すみやかにレクサス販売店にご連絡ください。

  1. パーキングブレーキがかかっていることを確認します。

    メーター内のパーキングブレーキ表示灯が点灯します。

  2. ブレーキペダルをしっかり踏みます。

    マルチインフォメーションディスプレイにzzcv99aa082aとメッセージが表示されます。表示されないと、ハイブリッドシステムは始動しません。

    シフトポジションがN と表示されている時は、ハイブリッドシステムを始動できません。ハイブリッドシステムの始動時は、シフトポジションをPにしてください。

  3. パワースイッチを短く確実に押します。
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    短く確実に押せば、押し続ける必要はありません。

    「READY」インジケーターが点灯すれば、ハイブリッドシステムは正常に始動しています。

    「READY」インジケーターが点灯するまでブレーキペダルを踏み続けてください。

    パワースイッチのどのモードからでもハイブリッドシステムを始動できます。

  4. 「READY」インジケーターが点灯したことを確認します。

    「READY」インジケーターが消灯している状態では走行できません。

    知識

    パワースイッチ照明

    状況に応じて、次のようにパワースイッチ照明が切りかわります。

    • いずれかのドアが開いているとき、もしくはパワースイッチをACCまたはONからOFFにしたときは、パワースイッチ照明が暗く点灯します。
    • 電子キーを携帯したままブレーキペダルを踏むと、パワースイッチ照明が明るく点灯します。
    • パワースイッチがACC、またはONのときは、パワースイッチ照明が点灯します。
    ハイブリッドシステムが始動しないときは
    • 始動操作に関するメッセージがマルチインフォメーションディスプレイに表示されている場合は、画面の指示に従ってください。
    外気温が低いときは
    • ハイブリッドシステム始動時に「READY」インジケーターの点滅時間が長くなることがあります。「READY」インジケーターが点灯すれば走行可能になりますので点灯するまでそのままお待ちください。
    • 極寒の環境などで駆動用電池の温度が著しく低くなっている場合(およそ-30℃以下)、ハイブリッドシステムが始動できなくなることがあります。その場合は気温の上昇を待つなど、駆動用電池の温度が上がってから再度始動操作をしてください。
    万一、「READY」インジケーターが点灯しないときは

    正しい手順で始動操作を行っても「READY」インジケーターが点灯しない場合は、ただちにレクサス販売店へご連絡ください。

    パワースイッチの操作
    • スイッチを短く確実に押せていない場合は、モードの切りかえやハイブリッドシステムの始動ができない場合があります。
    • パワースイッチOFF後、すぐに再始動した場合は、ハイブリッドシステムが始動しない場合があります。パワースイッチOFF後の再始動は、数秒待ってから操作してください。

パワースイッチのモードを切りかえる

ブレーキペダルを踏まずにパワースイッチを押すと、モードを切りかえることができます。(スイッチを押すごとにモードが切りかわります)

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  1. OFF

    非常点滅灯が使用できます。

  2. ACC

    オーディオなどの電装品が使用できます。マルチインフォメーションディスプレイに「アクセサリ-」が表示されます。

  3. ON

    すべての電装品が使用できます。

    マルチインフォメーションディスプレイに「イグニッションON」が表示されます。

知識

ACCカスタマイズがOFFのとき
  • パワースイッチOFFの状態でも、節電機能が働くまでの一定時間はセンターディスプレイが使用できます。
  • 安心降車アシスト作動時、ブザー吹鳴に加え音声でも案内します。
自動電源OFF機能
  • シフトポジションがP にあるとき、約20 分以上パワースイッチをACC またはON(ハイブリッドシステムが始動していない状態)のままにしておくと、パワースイッチが自動でOFF になります。
  • シフトポジションがPおよびパワースイッチがACC またはON(ハイブリッドシステムが始動していない状態)のときに補機バッテリーの残量が少なくなると、パワースイッチが自動でOFF になります。

ただし、自動電源OFF 機能は、補機バッテリーあがりを完全に防ぐものではありません。ハイブリッドシステムが作動していないときは、パワースイッチをACCまたはON したまま長時間放置しないでください。

シフト制御システムについて

シフト制御システムが故障すると、パワースイッチを操作してOFFにしようとしてもOFFにできなくなることがあります。その場合は、パーキングブレーキをかけてからパワースイッチを操作するとOFFにすることができる場合があります。

システムが故障した場合は、すみやかにお近くのレクサス販売店で点検を受けてください。

注意

ハイブリッドシステム停止中は、パワースイッチをACCまたはONにしたまま長時間放置しないでください。

ハイブリッドシステム停止中に、マルチインフォメーションディスプレイの「アクセサリ-」または「イグニッションON」の表示が消灯していない場合、パワースイッチがOFFになっていません。パワースイッチをOFFにしてから車両を離れてください。

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