電子キーを携帯して次の操作を行うことで、ハイブリッドシステムの始動またはパワースイッチのモードを切りかえることができます。
- パーキングブレーキがかかっていることを確認するため、パーキングブレーキスイッチを引く(→パーキングブレーキ)メーター内のパーキングブレーキ表示灯が点灯します。
- ブレーキペダルをしっかり踏むマルチインフォメーションディスプレイにとメッセージが表示されます。
表示されないと、ハイブリッドシステムは始動しません。シフトポジションがNと表示されている時は、ハイブリッドシステムを始動できません。ハイブリッドシステムの始動時は、シフトポジションをPにしてください。(→オートマチックトランスミッション(RX500h), ハイブリッドトランスミッション(RX350h)) - パワースイッチを短く確実に押す短く確実に押せば、押し続ける必要はありません。READYインジケーターが点灯すれば、ハイブリッドシステムは正常に始動しています。READYインジケーターが点灯するまでブレーキペダルを踏み続けてください。パワースイッチのどのモードからでもハイブリッドシステムを始動できます。
- READYインジケーターが点灯したことを確認するREADYインジケーターが消灯している状態では走行できません。プラスサポートをご使用の方は、→プラスサポートでできることも併せて参照してください。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
知識
- パワースイッチ照明
状況に応じて、次のようにパワースイッチ照明が切りかわります。
いずれかのドアが開いているとき、もしくはパワースイッチをACCまたはONからOFFにしたときは、パワースイッチ照明が暗く点灯します。
電子キーを携帯したままブレーキペダルを踏むと、パワースイッチ照明が明るく点灯します。
パワースイッチがACC、またはONのときは、パワースイッチ照明が点灯します。
- ハイブリッドシステムが始動しないとき
イモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。(→イモビライザーシステム)
レクサス販売店へご連絡ください。始動操作に関するメッセージがマルチインフォメーションディスプレイに表示されている場合は、画面の指示に従ってください。
メカニカルキーを使ってドアを解錠した場合は、スマートエントリー&スタートシステムでハイブリッドシステムを始動することができません。ハイブリッドシステムを始動するには、→電子キーが正常に働かないときはを参照してください。または、乗車中に電子キーを携帯し、施錠した場合(→車内から解錠/施錠するには)はハイブリッドシステムを始動できます。
- 外気温が低いときは
ハイブリッドシステム始動時にREADYインジケーターの点滅時間が長くなることがあります。READYインジケーターが点灯すれば走行可能になりますので点灯するまでそのままお待ちください。
- ハイブリッド車特有の音と振動について
- 電子キーの電池の消耗について
- スマートエントリー&スタートシステムが正常に働かないおそれのある状況
- ご留意いただきたいこと
- マルチインフォメーションディスプレイに“スマートエントリー&スタートシステム故障 取扱書を確認”が表示されたときは
システムに異常があるおそれがあります。ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。
- 万一、READYインジケーターが点灯しないときは
正しい手順で始動操作を行ってもREADYインジケーターが点灯しない場合は、ただちにレクサス販売店へご連絡ください。
- ハイブリッドシステムに異常があるときは
- 電子キーの電池交換
- パワースイッチの操作について
スイッチを短く確実に押せていない場合は、モードの切りかえやハイブリッドシステムの始動ができない場合があります。
パワースイッチOFF後、すぐに再始動した場合は、ハイブリッドシステムが始動しない場合があります。パワースイッチOFF後の再始動は、数秒待ってから操作してください。
- カスタマイズ機能
カスタマイズメニューでスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたときは、→電子キーが正常に働かないときはを参照してください。
警告
- ハイブリッドシステムを始動するとき
必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まないでください。
思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
注意
- ハイブリッドシステムを始動するとき
もしハイブリッドシステムが始動しにくい場合は、ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。
- パワースイッチの操作について
パワースイッチ操作時に引っかかりなどの違和感があるときは、故障のおそれがあります。すみやかにレクサス販売店にご連絡ください。