自動でフロントシート・ハンドル・ドアミラー・ヘッドアップディスプレイを動かし、乗り降りしやすい位置に調整したり、お好みのドライビングポジションに調整します。

ドライビングポジションは、3パターンまで登録できます。

ドライビングポジションを電子キー（カードキーを含む）に登録することで、電子キーごとにドライビングポジションを自動で呼び出すことができます。

パワーイージーアクセスシステム

乗降時に運転者・助手席乗員が乗り降りしやすいよう、シートやハンドルが自動で動きます。

  • 運転席

    次のすべての操作を行ったとき、シートとハンドルが乗り降りしやすい位置に自動で調整されます。

    • シフトポジションをPにする

    • エンジンスイッチをOFF にする

    • シートベルトをはずす

    助手席操作モード中は作動しません。（→運転席側シート調整スイッチでの操作（助手席操作モード））

    エンジンスイッチがOFFで、クッションの側面（クッションサイドサポート）が中立位置にあるときに運転席ドアを開けると、クッションの側面が開きます。

    次のいずれかの操作を行ったとき、シートとハンドルがもとの位置にもどります。

    • エンジンスイッチをアクセサリーモードまたはイグニッションONモードにする

    • シートベルトを着用する

  • 助手席

    停車中に次のすべての操作を行ったとき、腰部位置（ランバーサポート）や骨盤部位置（ペルビックサポート）、肩部位置（ショルダーサポート）、背もたれの側面（バックサイドサポート）、臀部位置（ヒップサポート）が調整前の状態にもどり、クッションの側面（クッションサイドサポート）が開きます。

    • シートベルトをはずす

    • 助手席ドアを開ける

    ★:

    グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

知識

パワーイージーアクセスシステムの作動について

  • 降車時に、シートの位置が最後方または最上方にあるときやリヤ席に近いときは、パワーイージーアクセスシステムが作動しない場合があります。

  • パワーイージーアクセスシステム作動中にシート位置を調整すると、オート作動が停止しマニュアル調整になります。

  • 降車時、パワーイージーアクセスシステム作動中または作動後にシート位置を調整すると、乗車時にパワーイージーアクセスシステムは作動しません。

クッションの側面（クッションサイドサポート）の作動について

クッションの側面が開いた状態でドアを閉めると、中立位置まで戻ります。

クッションの側面が中立位置まで作動している途中でシートを操作した場合、クッションの側面の作動が一時停止します。一定時間経過後に、再び中立位置まで作動します。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

カスタマイズ機能

機能の一部は、設定を変更することができます。（→ユーザーカスタマイズ機能一覧）

ドライビングポジションを登録するには

  1. エンジンスイッチをイグニッションONモードにする
  2. シフトポジションがPにあることを確認する
  3. 運転席・ハンドル・ドアミラー角度・ヘッドアップディスプレイ表示をお好みの位置に調整する
  4. SET ボタンを押しながら、またはSET ボタンを押したあと3秒以内に1～3のうち登録したいボタンをブザーが鳴るまで押す
    すでに同じボタンに登録されている場合は、上書きされます。
    助手席操作モード中は登録できません。（→運転席側シート調整スイッチでの操作（助手席操作モード））

助手席側を登録するときは、助手席をお好みの位置に調整し、助手席側のボタンで手順4の操作を行うと、助手席のシート位置が登録できます。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

知識

ポジションメモリーを正しくお使いいただくために

登録位置がシート各調整位置の最端部にある状態で、さらに同じ方向に操作をすると、呼び出し位置にずれが生じることがあります。

警告

シート調整時の警告

シート調整中は、シートがリヤ席乗員にあたったり、運転者の体がハンドルに圧迫されたりしないよう注意してください。

ドライビングポジションを呼び出すには

知識

ポジションの呼び出し作動を途中で止めたいとき

次のいずれかの操作をします。

  • SETボタンを押す

  • 1～3のボタンを押す

  • 助手席操作モードボタンを押す

  • シート調整スイッチのいずれかを操作する（シートのみ作動停止）

  • ハンドル位置調整スイッチを操作する（ハンドルのみ作動停止）

ポジションの呼び出し作動について

呼び出し作動中にシートがリヤ席に近づくと、シートの作動が停止し、登録したポジションまで作動しないことがあります。

リヤ席に乗員がいると判定されているときは、リヤ席との距離を大きめに確保して停止します。

助手席ポジションの呼び出し作動について（オットマン装着車）

リヤ席のオットマンを使用しているときは、助手席ポジションの呼び出しができません。

エンジンスイッチOFF 後の作動

運転席側：
運転席ドアを開けて180秒以内、または運転席ドアを閉めて60秒以内に呼び出したいポジションのボタンを押すと、シートの位置が調整されます。

助手席側：
助手席ドアを開けて180秒以内に呼び出したいポジションのボタンを押すと、シートの位置が調整されます。

音声対話サービスでの操作について

音声対話サービスを使用して次の操作をすることができます。

  • ドライビングポジションの登録

  • ドライビングポジションの呼び出し

（シフトレバーがP の位置にあるときのみ操作可能）

音声対話サービスについては、別冊「マルチメディア取扱説明書」を参照してください。

登録したシート位置が呼び出せないとき

シート位置を特定の範囲内に登録した場合、状況によってはシート位置を呼び出せないことがあります。詳しくはレクサス販売店にご相談ください。

電子キー（カードキーを含む）にドライビングポジションを登録／解除／呼び出しをするには（メモリーコール機能）

登録方法

お好みのドライビングポジションをあらかじめ1～3のいずれかのボタンに登録しておきます。

登録させたいキーのみ携帯して、運転席ドアを閉めてください。
車内にキーが2 つ以上あると、正確に登録できません。

  1. エンジンスイッチをイグニッションONモードにする
  2. シフトポジションがPにあることを確認する
  3. 登録させたいドライビングポジション（1～3）を呼び出す
  4. 呼び出したドライビングポジションのボタンを押しながら、ドアロックスイッチの施錠側または解錠側を“ピー”とブザーが鳴るまで押す
    登録できなかった場合は、約3秒間ブザーが鳴り続けます。

解除方法

解除させたいキーのみ携帯して、運転席ドアを閉めてください。
車内にキーが2 つ以上あると、正確に解除できません。

  1. エンジンスイッチをイグニッションONモードにする
  2. シフトポジションがPにあることを確認する
  3. SETボタンを押しながら、ドアロックスイッチの施錠側または解錠側を“ピッピッ”とブザーが鳴るまで押す
    登録できなかった場合は、約3秒間ブザーが鳴り続けます。

呼び出し方法

  1. ドライビングポジションを登録した電子キーを携帯し、運転席ドアをスマートエントリー＆スタートシステムまたはワイヤレスリモコンで解錠してドアを開ける
    ハンドルおよびヘッドアップディスプレイ表示を除くドライビングポジションが登録された位置へ動きますが、シート位置は乗り込みやすくするために、登録された位置より少し後方に動きます。
    ドライビングポジションがすでに登録された位置にある場合は、シートやミラーは動きません。
  2. エンジンスイッチをアクセサリーモードまたはイグニッションONモードにするか、シートベルトを着用する
    シート・ハンドルおよびヘッドアップディスプレイ表示が登録したドライビングポジションに動きます。
★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

知識

メモリーコール機能によるドライビングポジションの呼び出しについて

  • 電子キーごとにドライビングポジションを登録できるため、携帯する電子キーによっては呼び出されるドライビングポジションが異なる場合があります。

  • 運転席ドア以外のドアをスマートエントリー＆スタートシステムで解錠した場合は、ドライビングポジションの呼び出しは行われません。その場合は、登録したドライビングポジションのボタンを押してください。

カスタマイズ機能

機能の一部は、設定を変更することができます。（→ユーザーカスタマイズ機能一覧）

合わせて見られているページ

このページは役に立ちましたか？