DAC(ダウンヒルアシストコントロールシステム)

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急な下り坂を一定の低速度で走行することができます。 システムはブレーキペダルとアクセルペダルを操作しておらず、かつ車速が30km/h以下のときに使用できます。

DAC スイッチを押す。

ダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点灯すれば作動可能状態です。システムが作動しているときはスリップ表示灯が点滅します。このとき制動灯とハイマウントストップランプが点灯します。また、作動音が聞こえることがありますが、異常ではありません。

DAC スイッチをもう一度押す。

ダウンヒルアシストコントロールシステムは徐々に作動を解除します。解除中はダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点滅し、解除されると消灯します。 表示灯が点滅している最中はシステムは作動しません。システムを作動させたいときは、もう一度スイッチを押します。

知識

ダウンヒルアシストコントロールシステムを使用するときは

ダウンヒルアシストコントロールシステムはシフトポジションがP以外のときに作動します

ダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点滅したとき
  • 次の場合は、ダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点滅し、システムが作動しません。
    • シフトポジションがPにあるとき
    • 車速が約30km/hをこえたとき
    • ブレーキシステムが異常過熱したとき
  • 次の場合は、ダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点滅しますが、システムは作動します。
    • シフトポジションがNにあるとき
    • ダウンヒルアシストコントロールシステムが作動しているときにDACスイッチを押したとき

      ダウンヒルアシストコントロールシステムは徐々に作動を解除します。解除中はダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点滅し、解除されると消灯します。

長時間の使用について

ダウンヒルアシストコントロールシステムが長時間作動すると、ブレーキシステムが異常過熱するおそれがあるため、ブザーが鳴り機能が自動的に解除されます。この場合、ダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点滅し、マルチインフォメーション内に「TRC OFFしました」が表示されます。(通常走行は可能です)しばらくして、ダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点灯にかわり、「TRC OFFしました」の表示が消えればシステムが使用可能となります。

作動音や振動について
  • エンジン始動時や発進直後に、エンジンルームから作動音が聞こえることがありますが、異常ではありません。
  • ダウンヒルアシストコントロールシステムが作動すると、次のような現象が発生することがありますが、異常ではありません。
    • 車体やハンドルに振動を感じる
    • 車両停止後もモーター音が聞こえる
システムに異常があるときは

次の場合は、レクサス販売店で点検を受けてください。

  • エンジンスイッチをON にしてもダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点灯しない
  • DAC スイッチを押しても、ダウンヒルアシストコントロールシステム表示灯が点灯しない
  • スリップ表示灯が点灯する

警告

ダウンヒルアシストコントロールを使うときは

ダウンヒルアシストコントロールを過信しないでください 。車両性能の限界を高めるためのものではないので、常に路面状況をよく確認した上で、安全運転に心がけてください。

正しく作動しないおそれのある状況

次の路面を走行する場合、車両の一定の低速度に維持できないことがあり、乗員が重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

  • 泥、砂利の道路などのすべりやすい路面
  • 凍結路
  • 未舗装路

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