LX600 取扱説明書
電子キーと車両間の通信がさまたげられたり（→機能が正常に働かないおそれのある状況）、電子キーの電池が切れたときは、スマートエントリー＆スタートシステムとワイヤレスリモコンが使用できなくなります。このような場合、次の手順でドアを開けたり、エンジンを始動したりすることができます。
指紋認証に成功せずエンジンの始動が出来ないとき、または指紋センサーが故障したときは次の手順でエンジンを始動することができます。
車両カスタマイズ機能でスマートエントリー＆スタートシステムの設定を確認し、非作動になっている場合には、作動可能に設定変更してください。（→スマートエントリー＆スタートシステム）
電子キーが節電モードに設定されていないことを確認してください。
設定されている場合は解除してください。（→電子キーを節電モードにするには）
車両に付属しているすべての電子キー（カードキーを含む）をお持ちください。
メカニカルキー（→メカニカルキーを使うには）を使って次の操作ができます。（運転席ドアのみ）
レクサス販売店での設定変更が必要です。
ドアガラスやムーンルーフに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操作してください。またお子さまには、メカニカルキーによる操作をさせないでください。お子さまや他の人がドアガラスやムーンルーフに挟まれたり巻き込まれたりするおそれがあります。
が表示されていることを確認する指紋認証システムの異常でエンジンが始動できなかった場合は、カスタマイズ機能で指紋認証システムをOFF にしてください。この状態でも、電子キーを携帯していればエンジンの始動は可能です。（→指紋認証システム）
処置をしても作動しないときは、レクサス販売店にご連絡ください。
通常のエンジンの停止方法と同様に、パーキングブレーキをかけ、シフトレバーをP にしてエンジンスイッチを押します。
ここで説明しているエンジンの始動方法は一時的な処置です。電池が切れたときは、ただちに電池の交換をおすすめします。（→電子キーの電池交換）
メカニカルキーで施錠した場合、オートアラームが設定されません。なお、オートアラーム設定中にメカニカルキーで解錠すると、警報が鳴りますのでご注意ください。（→オートアラーム）
エンジン始動方法の手順3で、ブレーキペダルから足を離してエンジンスイッチを押すと、エンジンが始動せず、スイッチを押すごとにモードが切りかわります。（→エンジンスイッチを切りかえるには）
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