この車両には、車両の盗難を防ぐ装置として、イモビライザーシステムとオートアラームシステムが装備されています。イモビライザーとは、この車両専用のキー以外での車内への侵入やハイブリッドシステムの始動を防ぐ機能です。キーに内蔵された電子チップによって、車両専用のキーと不正に複製されたキーを識別します。オートアラームとは、車内への侵入者を検知した場合に音と光で警報する機能です。

知識

ご留意いただきたいこと

イモビライザーシステムやオートアラームシステムは、車両盗難の防止を支援する機能です。したがって、すべての車両盗難に対する完全なセキュリティを保証するものではありません。

イモビライザーとオートアラームのメンテナンスの有無

イモビライザーシステムとオートアラームシステムのメンテナンスは不要です。

オートアラームが作動する状況

次のような場合、オートアラームが作動することがあります。

  • メカニカルキーを使ってドアをロック解除したとき
  • 車内に残った人が、ドアやボンネットを開けたり、車両をロック解除したとき
  • 車両をロックした後に、補機バッテリーをはずしたとき
  • ロックされたドアが、スマートエントリー&スタートシステム/ワイヤレスリモコンを使わずにロック解除されたり、開けられたとき
  • 車外からボンネットが開けられたとき
  • 侵入センサーが車内で動くものを検知したとき(侵入者がガラスを割るなどして車内に乗り込んだとき)
  • 傾斜センサーが車両の傾きを検知したとき
オートアラームの作動によるドアロック機能が働く状況

次のような場合、自動的にドアがロックされることがあります。

  • 車内に残った人がドアをロック解除し、オートアラームが作動したとき
  • オートアラームの作動中に、車内に残った人がドアをロック解除したとき
  • 補機バッテリーを充電/交換したとき

イモビライザーシステムを作動させる

注意

システムの改造や取りはずしをしないでください。システムが正常に作動しないおそれがあります。

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パワースイッチをOFFにします。

イモビライザーシステムが作動し、作動を知らせるためのセキュリティ表示灯が点滅します。

車両から離れる場合は、車内にキーを残さないでください。

知識

イモビライザーを解除する

登録されたキーを携帯し、パワースイッチをACCまたはONにします。そうすると、イモビライザーシステムが解除され、セキュリティ表示灯が消灯します。

オートアラームを設定する

オートアラームを設定する前に、次のことを確認します。

  • 車内に人が乗っていないか
  • ドアガラスとムーンルーフが閉じているか
  • 車内に貴重品や車外へ持ち出そうとしているものを放置していないか

注意

システムの改造や取りはずしをしないでください。システムが正常に作動しないおそれがあります。

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ドアおよびボンネットを閉め、スマートエントリー&スタートシステム/ワイヤレスリモコンを使って車両をロックします。車両をロックしてから30 秒以上経過すると、自動的にオートアラームが設定されます。

オートアラームが設定されるとセキュリティ表示灯は点灯から点滅にかわります。

ボンネットを開けていても、すべてのドアが閉じていれば、オートアラームはセットできます。

オートアラームを解除/停止する

オートアラームを解除/停止するには、次のいずれかを行います。
  • スマートエントリー&スタートシステム/ワイヤレスリモコンを使って、ドアをロック解除する
  • パワースイッチをACCまたはON にするか、ハイブリッドシステムを始動する

数秒後にオートアラームが解除/停止します。

侵入/傾斜センサーのはたらき

侵入センサーは、超音波を使って車内への侵入者や室内の動きを検知するセンサーです。侵入者の動きで検知するため、ドアを開けずガラスを割って入り込んだ侵入者なども検知できます。傾斜センサーは、車両の傾きの変化を検知するセンサーです。けん引などで車が盗難される場合などを検知します。このシステムは、車両盗難を防止または抑止する機能であり、すべての侵入に対する完全なセキュリティを保証するものではありません。

注意

侵入センサーを正しく作動させるために、次のことを必ず守ってください。

  • センサーの穴に向かって、直接消臭スプレーなどを噴射しないでください。

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  • センサーの穴はふさがないようにしてください。

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  • 運転席と助手席のシートのあいだに、レクサス純正品以外のアクセサリーを装着したり、ものを放置したりしないでくだささい。検知性能が低下することがあります。
  • 電子キーが車両の近くにある場合、侵入センサーの作動を停止することがあります。

知識

侵入センサーが作動する可能性がある状況

次のような場合、侵入センサーの検知によりオートアラームが作動することがあります。状況に応じ、侵入センサーを停止してからアラームを設定してください。

  • 車内に乗員やペットを残して車両から離れる場合
  • ドアガラスやムーンルーフなどが開いている場合、次のものを検知することがあります。
    • 室内に入った落ち葉/虫/風のような動き
    • 他車の侵入センサーなどが発する超音波
    • 室外の歩行者の動き
  • 蛾やハエなど小さな虫が車内にいる場合
  • マスコットやアクセサリーをぶら下げた状態で取り付けたり、コートフックに衣類をかけているときのように、動きやすいものが車内にある場合
  • 立体駐車場のような振動や騒音の激しい場所に駐車した場合
  • 雪かきやガラスに付着した氷を削り落としたため、連続的な衝撃や振動が車両に伝わった場合
  • 高圧洗車機や自動洗車機などの洗浄機を使う場合
  • ひょうや落雷のような連続的な衝撃や振動が車両に伝わった場合
傾斜センサーが作動する可能性がある状況

次のような場合、傾斜センサーの検知によりオートアラームが作動することがあります。状況に応じ、傾斜センサーを停止してからアラームを設定してください。

  • フェリー/トレーラー/列車などで運搬するとき
  • 立体駐車場に駐車したとき
  • 車両移動をともなう洗車機を使用するとき
  • タイヤ空気圧が少ないとき
  • ジャッキアップするとき
  • 地震や路面陥没が起きたとき
  • ルーフキャリアにスキー板やスノーボード等を積んだり、荷降ろしするとき

侵入/傾斜センサーを設定する

オートアラームを設定すると、自動でセットされます。

侵入/傾斜センサーを停止する

車内で動くものに反応するため、ペットや動くものを車内に残すときは、必ず侵入/傾斜センサーを停止してからオートアラームを設定してください。

侵入/傾斜センサーの作動を停止しても、オートアラームは作動します。

  1. ショートカット画面表示スイッチをタッチします。
  2. zzcv99ja102aをタッチします。

    メーター内のマルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示され、侵入/傾斜センサーが停止します。

    もう一度タッチすると、侵入/傾斜センサーは再びセットされます。

    侵入/傾斜センサーをOFF/ON にするたびに、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されます。

    知識

    侵入/傾斜センサーの復帰
    • 侵入/傾斜センサーを停止したあとに、スマートエントリー&スタートシステムまたはワイヤレスリモコンによるロック解除操作を行うと、侵入/傾斜センサーは復帰します。
    • 再度オートアラームをセットすると、侵入/傾斜センサーは作動可能状態(システムON の状態)に自動復帰します。

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