電子キーと車両間の通信がさまたげられたり、電子キーの電池が切れたときは、スマートエントリー&スタートシステムとワイヤレスリモコンが使用できなくなります。

車両カスタマイズ機能のスマートエントリー&スタートシステムの設定が非作動になっている可能性があります。

車両カスタマイズ機能で、スマートエントリー&スタートシステムを作動可能に設定変更してください。

注意

スマートエントリー&スタートシステムの故障などで販売店に車両を持っていくときは、付属しているすべての電子キー(カードキー含む)をお持ちください。

電子キーが節電モードに設定されている可能性があります。

節電モードに設定されている場合は、解除してください。

電子キーの電池が切れている可能性があります。

  • 電池を交換します。
  • メカニカルキーを使って操作します。

補機バッテリーあがりの可能性があります。

ブースターケーブルを使ってハイブリッドシステムを再始動します。

電子キーの電池を交換する

電池が消耗しているときは、新しい電池に交換してください。

カードキーの電池は、レクサス販売店で交換してください。

交換をするには、次のものを準備してください。
  • マイナスドライバー
  • 小さいマイナスドライバー
  • リチウム電池:CR2032

知識

リチウム電池CR2032 の入手

電池はレクサス販売店/時計店およびカメラ店などで購入できます。

電子キーの電池が消耗していると
次のような状態になります。
  • スマートエントリー&スタートシステム、ワイヤレス機能が作動しない
  • 作動距離が短くなる
  1. メカニカルキーを抜きます。
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  2. カバーをはずします。

    傷が付くのを防ぐため、マイナスドライバーの先端に布などを巻いて保護してください。

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  3. 消耗した電池を取り出します。

    新しい電池は、+極を上にして取り付けます。

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    警告

    電子キーの電池について

    次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

    • 誤って電池を飲み込まないように注意してください。化学熱傷のおそれがあります。
    • 電子キーにはコイン電池もしくはボタン電池が使われています。電池を飲み込むと、わずか2時間で重度の化学熱傷を引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
    • 新しい電池および取りはずした電池は、お子さまにさわらせないでください。
    • カバーがしっかり閉まらない場合はそのまま使用せず、お子さまの手の届かない場所に保管し、レクサス販売店で点検を受けてください。
    • 誤って電池を飲み込んだ、または体の一部に入れてしまった場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
    電池の爆発や可燃性の液体またはガスの漏れを防ぐために
    • 同じタイプの電池と交換してください。異なったタイプの電池を使用すると、電池が爆発するおそれがあります。
    • 極端に温度の高いところや、高度が高く極端に気圧が低いところに電池を持ち込まないでください。
    • 電池を燃やしたり、つぶしたり、切ったりしないでください。

    注意

    電池を交換するときは

    適切なサイズのマイナスドライバーを使用してください。無理な力がかかると、カバーが変形したり破損したりするおそれがあります。

    交換後、正常に機能させるために

    次のことを必ずお守りください。

    • ぬれた手で電池を交換しない

      錆の原因になります。

    • 電池以外の部品に、ふれたり動かしたりしない
    • 電極を曲げない

メカニカルキーを使って操作する

メカニカルキーを取り出すには、解除ボタンを押してキーを取り出してください

メカニカルキーは挿し込み方向に指定のある片溝キーです。キーシリンダーに挿し込めないときは、キー溝面の向きをかえて挿し込んでください。使用後はもとにもどし、電子キーと一緒に携帯してください。電子キーの電池が切れたときやスマートエントリー&スタートシステムが正常に作動しないときや補機バッテリーがあがったとき、メカニカルキーが必要になります。

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注意

メカニカルキーをカードキーに挿し込むときは、無理な力を与えないでください。カードキーが破損するおそれがあります。

知識

不正キーの使用について

指定のメカニカルキー以外のキーを使用すると、キーシリンダーが空まわりしてロック解除できません。

カードキー
  • メカニカルキーが取り出しにくいときは、ボールペンの先などで解除ボタンを押してください。引き出しにくいときは、コインなどで引っかけてください。
  • メカニカルキーをカードキーへ入れるときは、解除ボタンを押しながら奥まで入れてください。
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オートアラーム

メカニカルキーでロックした場合、オートアラームが設定されません。なお、オートアラーム設定中にメカニカルキーでロック解除すると、警報が鳴りますのでご注意ください。

ドアをロック/ロック解除する

  1. ドアハンドルのスリット部にプラスチック製のカードなどを挿し込みカバーを取りはずします。

    破損を防ぐためにカバーに過度の負荷をかけないでください。

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  2. 次のようにキーを回します。
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    1. 全ドアロック解除
    2. 全ドアロック

    知識

    キー連動機能
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    1. ドアガラスとムーンルーフが開く(まわし続ける)
    2. ドアガラスとムーンルーフが閉まる(まわし続ける)

    警告

    メカニカルキーを使ってドアガラスやムーンルーフを操作するときは、ドアガラスやムーンルーフに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操作してください。またお子さまには、メカニカルキーによる操作をさせないでください。お子さまや他の人がドアガラスやムーンルーフに挟まれたり巻き込まれたりするおそれがあります。

補機バッテリーがあがったときにハイブリッドシステムを再始動する

ブースターケーブルと12Vのバッテリー付き救援車があれば、手順に従って、ハイブリッドシステムを始動させることができます。

知識

この車両は、押しがけによる始動はできません。

警告

補機バッテリーの引火または爆発を防ぐために

補機バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険ですので、火や火花が発生しないよう、次のことをお守りください。

  • ブースターケーブルは正しい端子以外に接続しない
  • +端子に接続したブースターケーブルの先を付近のブラケットや未塗装の金属部に接触させない
  • ブースターケーブルは+側と-側の端子を絶対に接触させない
  • 補機バッテリー付近では、喫煙したりマッチやライターなどで火を起こさない
補機バッテリーの取り扱い

補機バッテリー内には有毒で腐食性のある酸性の電解液が入っており、また関連部品には鉛または鉛の混合物を含んでいるので、取り扱いに関し、次のことを必ずお守りください。

  • 補機バッテリーを取り扱うときは保護メガネを着用し、液(酸)が皮膚/衣服/車体に付着しないようにする
  • 必要以上、顔や頭などを補機バッテリーに近付けない
  • 誤ってバッテリー液が体に付着したり目に入ったりした場合、ただちに大量の水で洗い、すぐに医師の診察を受けるまた、医師の診察を受けるまで、水を含ませたスポンジや布を患部にあてておく
  • 誤ってバッテリー液を飲み込んだ場合、多量の水を飲んで、すぐに医師の診察を受ける
  • 補機バッテリーの支柱/ターミナル/その他の関連部品の取り扱い後は手を洗う
  • お子さまを補機バッテリーに近付けない
補機バッテリーを交換するときは

交換後は、交換した補機バッテリーの排気穴に排気ホースと排気穴栓を確実に取り付けてください。正しく取り付けられていないと、ガス(水素)が車内に侵入したり、引火して爆発するおそれがあり危険です。

  1. 電子キーを携帯していることを確認します。

    ブースターケーブル接続時、場合によっては、オートアラームが作動し自動的にドアがロックされます。

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  2. ボンネットを開けて、ヒューズボックスのカバーをはずします。
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  3. ヒューズボックス内の救援用端子のカバーを開けます。

    ツメを軽く引きながら、カバーを開けます。

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  4. 赤色のブースターケーブルを自車の救援端子step_aにつなぎ、もう一方の端を救援車のバッテリーの+端子step_bにつなぎます。その後、黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの-端子step_cにつなぎ、もう一方の端を未塗装の金属部step_dにつなぎます。
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    1. 救援用端子(自車)
    2. バッテリーの+端子(救援車)
    3. バッテリーの-端子(救援車)
    4. 未塗装の金属部(図に示すような固定された部分)

    警告

    ボデーに接続された補機バッテリーのマイナス端子をはずさないでください。

    誤ってはずすとプラス端子と接触し、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

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    注意

    ブースターケーブルの取り扱い

    ブースターケーブルを接続したり、取りはずすときは、冷却ファンやベルトに巻き込まれないように十分注意してください。

    救援用端子

    この車の救援用端子は、他の車から応急的に補機バッテリーを充電するためのものです。

    この救援用端子を使用して、他の車のバッテリーあがりを救援することはできません。

  5. 救援車のエンジンをかけ、回転を少し高めにして、約5分間自車の補機バッテリーを充電します。
  6. パワースイッチがOFFの状態でいずれかのドアを開閉します。
  7. 救援車のエンジン回転を維持したまま、パワースイッチをいったんONにしてからハイブリッドシステムを始動します。
  8. 「READY」インジケーターが点灯することを確認します。

    点灯しない場合はレクサス販売店にご連絡ください。

  9. ハイブリッドシステムが始動したら、ブースターケーブルをつないだときと逆の順ではずします。

    ハイブリッドシステムが始動しても、早めにレクサス販売店で点検を受けてください。

    警告

    補機バッテリーあがりの処置をしたあとは、早めにレクサス販売店で補機バッテリーの点検を受けてください。

    補機バッテリーが劣化している場合、そのまま使い続けると補機バッテリーから異臭ガスが発生し、乗員に健康障害をおよぼすおそれがあり危険です。

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