地上デジタルテレビを視聴するとき、特に気を付けていただきたいことがあります。

知識

  • データ放送で地域情報を受信するために、居住地域を設定する必要があります。居住地域の設定はオーディオの設定から行うことができます。
  • 地上デジタルテレビ放送の受信は受信する場所によって、電波の強さがかわったり、障害物などの影響により最良な受信状態の継続が困難な場合があります。この関係の主な例は次のとおりです。
    • 電車の架線、高圧線、信号機、ネオンサインなどの近くで受信すると、画像が静止したり音声が途切れる場合があります。
    • ラジオ放送やアマチュア無線の送信用アンテナの近くで受信すると、画像が静止したり音声が途切れる場合があります。
    • 電波の特性上、建物や山などが障害物となり受信状態が悪化する場合があります。
    • トンネル内にはいったり、放送局から遠ざかると電波が微弱になり受信状態が悪化します。
    • 一部の地域において、テレビやラジオなどの送信アンテナ塔付近では、受信している周波数以外の電波の影響により、画像が静止したり音声が途切れる場合があります。
  • 双方向通信には対応していません。
  • 地上デジタルテレビの画面表示などは、製品の仕様変更などにより、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
  • B-CASカードを使用せずに地上デジタル放送を視聴できる新RMP方式を採用しており、B-CASカードを付属していません。
  • 安全上の配慮から車を完全に停止し、パーキングブレーキをかける、またはシフトポジションをPに入れたときに映像を視聴できます。(走行中は音声のみを再生します)
  • パーキングブレーキがかかっていなくても、ブレーキホールドの作動中、またはクルーズコントロール機能による完全停車状態になっていれば動画を視聴できるように設定できます。

緊急警報放送(EWS)の役割

緊急警報放送(EWS:Emergency Warning System)は、緊急警報信号を送信し、地震や津波などの情報をお知らせする放送です。緊急警報放送は、警戒宣言、津波警報、知事からの要請があったときに放送されます。

緊急警報放送を受信した場合、自動で放送内容が表示されます。放送が終了すると、自動的にもとの番組にもどります。

地上デジタルテレビに関するこんなメッセージが表示されたとき

メッセージ

原因

処置

「受信制御データが設定されていません」「しばらくお待ちください」

新RMPに関する情報が取得できていないため。

受信環境の良い場所で受信できるまでお待ちください。

「このチャンネルは視聴できません」「ご覧のチャンネルのカスタマーセンターへお問い合わせください」

新RMPに関する情報が取得できていないため。

メッセージに表示された放送局にお問い合わせください。

「この受信機では視聴できません」「ご覧のチャンネルのカスタマーセンターへお問い合わせください」

放送波がRMPではない形式になっているため。

メッセージに表示された放送局にお問い合わせください。

「放送を受信できません」

地上デジタル放送の受信エリア外にいるため。

地上デジタル放送を受信できるエリアに移動してください。

「データを受信できません」

データ放送を正常に受信できなかったため。

もう一度、操作しなおしてください。

「表示できないデータを受信しました」

マルチメディアシステムで対応していないデータを受信したため。

故障ではありません。

地上デジタルテレビが故障したとお考えになる前に

ちょっとした操作の違いで故障と間違えることがありますので、次の表にもとづき、まず確認してください。

処置をしても直らないときは、レクサス販売店で点検を受けてください。

症状

考えられること

処置

地上デジタル放送が受信できない。

地上デジタル放送の受信エリア外で使用していませんか。

地上デジタル放送を受信できるエリアに移動してください。

映像は出るが、音が出ない。

音量が小さくなっていませんか。

音量を大きくしてください。

映像が止まって、音が出ない。

地上デジタル放送の受信状態が良くない。

受信エリア内でも環境により受信できない場合があります。

受信できる場所に移動してください。

画面上部のチャンネル番号の表示が13~52のままで、プリセットボタンにチャンネル番号が表示されない。

黒い画面が表示され、音が出ない。

地上デジタル放送が受信できない。

チャンネル(放送局)が増えたり、他のエリアに移動して受信環境が変わったため。

チャンネル設定を行ってください。

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