警告
- 電波がおよぼす影響(スマートエントリー&スタートシステムアンテナからの影響)
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータまたは植込み型除細動器を装着されている方は、アンテナ(→アンテナの位置)から22cm 以内に植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータまたは植込み型除細動器が近づかないようにしてください。電波により植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータまたは植込み型除細動器の作動に影響を与える場合があります。
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器以外の医療用電気機器を使用される場合は、電波による影響について医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波により医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。
スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることもできます。詳しくはレクサス販売店にお問い合わせください。
知識
- アンテナの位置
- 車外アンテナ
- 車室内アンテナ
- 車外アンテナ(Lexus Teammate Advanced Park リモート機能付車のみ)
- 作動範囲(電子キーの検知エリア)
- ドアのロック/ロック解除時ドアハンドルから周囲約70cm以内で電子キーを携帯している場合に作動します。(電子キーを検知しているドアハンドルのみ作動します)
- EVシステム始動時またはパワースイッチ切りかえ時車内で電子キーを携帯している場合に作動します。
- 警告音が鳴ったり警告表示が出たりしたとき
誤操作などによる予期せぬ事故や盗難を防ぐため、警告音が鳴ったり、マルチインフォメーションディスプレイに警告が表示されることがあります。警告が表示されたときは、ディスプレイの表示をもとに適切に対処してください。(→ディスプレイに警告メッセージが表示された)
警告音のみが鳴る場合は次のような状況と対処方法です。
車外から「ピー」と5 秒間鳴る
状況:いずれかのドアが開いているときにスマートエントリー&スタートシステムでロックしようとした
対処方法:全ドア閉めたあと、再度ロックしてください。
車内から「ポーン、ポーン」と鳴り続ける
状況:運転席ドアが開いている状態でパワースイッチをアクセサリーモードにした(アクセサリーモードのとき運転席ドアを開いた)
対処方法:パワースイッチをOFF にしたあと、運転席ドアを閉めてください。
- 機能が正常に働かないおそれのある状況
スマートエントリー&スタートシステムは微弱な電波を使用しています。次のような場合は電子キーと車両間の通信をさまたげ、スマートエントリー&スタートシステムやワイヤレスリモコン、イモビライザーシステムが正常に作動しない場合があります。(対処方法:→電子キーを使ってドア/窓を操作できない)
電子キーの電池が消耗しているとき
近くにテレビ塔や発電所/ガソリンスタンド/放送局/大型ディスプレイ/空港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
電子キーが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき
アルミ箔などの金属の貼られたカード
アルミ箔を使用したタバコの箱
金属製の財布やかばん
小銭
カイロ
CDやDVDなどのメディア
近くで他の電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき
電子キーを、次のような電波を発信する製品と同時に携帯しているとき
無線機/携帯電話/コードレス式電話などの無線通信機器
他の車の電子キーや電波式ワイヤレスリモコン
パソコンや携帯情報端末(PDA など)
デジタルオーディオプレーヤー
ポータブルゲーム機器
リヤウインドウガラスに金属を含むフィルムが貼ってあるとき
充電器など電子機器の近くにキーを置いた場合
コインパーキングなど通信をさまたげる電波がある場所に駐車したとき
スマートエントリー&スタートシステムでドアをロック/ロック解除できない場合は、次の方法を試してください。
ドアハンドルに電子キーを近付けて操作する
ワイヤレス機能を使用する
上記の方法でもロック/ロック解除できない場合は、メカニカルキーを使用してください。(→メカニカルキーを使って操作する)
また、スマートエントリー&スタートシステムでEVシステムが始動できない場合は、電子キーが正常に働かない状態でEVシステムを始動する を参照してください。
- ご留意いただきたいこと
電子キーが作動範囲内(検知エリア内)にあっても、次のような場合は正しく作動しないことがあります。
ドアのロック/ロック解除時に電子キーがドアガラスやドアハンドルに近付きすぎている、または地面の近くや高い場所にある
EVシステム始動時またはパワースイッチの切りかえ時に、電子キーがインストルメントパネル/トノカバー/フロア上、またはドアポケットなどに置かれている
インストルメントパネル上面やドアポケット付近に電子キーを置いたまま車外に出ないでください。電波の状況によっては車外アンテナに検知され車外からロックでき、電子キーが車内に閉じ込められるおそれがあります。
電子キーが作動範囲内にあれば、電子キーを携帯している人以外でもロック/ロック解除できます。ただし、電子キーを検知しているドア以外はロック解除しません。
車外でも電子キーがドアガラスに近付いていると、EVシステムを始動できることがあります。
電子キーが作動範囲内にあるとき、洗車や大雨などでドアハンドルに大量の水がかかると、ドアがロック/ロック解除することがあります。(ドアの開閉操作がなければ、ロック解除されても約30 秒後に自動でロックします)
ワイヤレスリモコンなどでのロック時にキーが車両の近くにあると、スマートエントリー&スタートシステムでのロック解除ができないことがあります。(ワイヤレスリモコンを使用するとロック解除できます)
手袋を着用しているとロック/ロック解除しないことがあります。
ロック操作は、連続で2回まで有効です。3回目以降はロック動作しません。
電子キーを携帯したまま洗車をすると、水がドアハンドルにかかったときにロック/ロック解除をくり返すことがあります。その場合は次のような処置をしてください。
キーを車両から約2m以上離れた場所に置く(盗難に注意し保管してください)
キーを節電モードに設定してスマートエントリー&スタートシステムの作動を停止する(→電子キーの節電モード)
洗車機での洗車中にキーが車内にあると、水がドアハンドルにかかったときに、マルチインフォメーションディスプレイに警報が表示され車外のブザーが吹鳴することがあります。全てのドアをロックすると警報は止まります。
ロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着すると、センサーが反応しないことがあります。その場合は氷や雪、泥を取り除いて再度操作してください。
すばやいドアハンドル操作や、車外アンテナの作動範囲内へ入ってすぐのドアハンドル操作では、ロック解除しないことがあります。センサーにふれロック解除したことを確認してからドアハンドルを引いてください。
作動範囲内に他の電子キーがあると、ロック解除に時間がかかることがあります。
- 降車オートロック機能についてご留意いただきたいこと
車内に人が乗っている場合でも、車内に電子キーがないときは降車オートロック機能が作動します。ロックしたくないときは、降車オートロック機能を非作動にしてください。(→降車オートロック機能を一時的に非作動にするには)
乗員を残してロックするとオートアラームが作動することがあります。
洗車機などの大きな金属物が動くような場所では、電子キーの位置が正しく検知されないおそれがあります。降車オートロック機能の誤作動を防ぐために、車から離れるときは車内に電子キーを残さないでください。
すべてのドアを閉めたあと(パワーバックドア閉作動中も含む)に次の操作をすると、降車オートロック機能が解除されます。
ブレーキペダルを踏んだ時
パワースイッチを押したとき
降車オートロック機能以外でロック/ロック解除したとき
降車オートロック機能を作動させるには、いずれかのドアを開閉(パワーバックドア閉作動開始も含む)してください。
電子キーのスイッチを押し続けている場合、降車オートロック機能が正常に作動しないおそれがあります。
降車オートロック待機状態のときにいずれかのドアを開けると、降車オートロック機能が解除されます。
すべてのドアが閉じたときに電子キーが作動範囲内にない場合でも、一定時間内に電子キーが作動範囲内に入ると降車オートロック機能が作動します。
電池残量が少ないときは、降車オートロック機能が正常に作動しないおそれがあります。
降車オートロック機能を非作動(→降車オートロック機能を一時的に非作動にするには)にするとき、ブザーがなる前に次の操作をすると、降車オートロック機能は非作動になりません。
いずれかのドアを開けたとき
ブレーキペダルを踏んだ時
パワースイッチを押したとき
降車オートロック機能を非作動にするには、いずれかのドアを開閉した後、操作をやり直してください。
降車オートロック機能を非作動(→降車オートロック機能を一時的に非作動にするには)にするときは、ロックされていないドアのドアハンドルを握ってください。
降車オートロック機能を非作動(→降車オートロック機能を一時的に非作動にするには)にするときにブザーが鳴らない場合は、電子キーの位置を確認してから再度ドアハンドルを握ってください。
※1:レクサス販売店での設定変更が必要です。
※2:パワーバックドア閉作動中降車オートロック機能(→パワーバックドア閉作動中降車オートロック機能)の設定を有効にしている場合は同様にご留意ください。
- 長期間運転しないとき
盗難防止のため、電子キーを車両から2m以上離しておいてください。
あらかじめスマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることができます。
電子キーを節電モードに設定すると、電池の消耗を抑えることができます。(→電子キーの節電モード)
- システムを正しく作動させるために
電子キーを必ず携帯した上で作動させてください。また、車外から操作する場合は電子キーを車両に近付けすぎないようにしてください。
作動時の電子キーの位置や持ち方によっては、電子キーが正しく検知されず、システムが正しく作動しないことがあります。(誤って警報が鳴ったり、キー閉じ込み防止機能が働かないこともあります)
- カスタマイズ機能
機能の一部は、設定を変更することができます。(→スマートエントリー&スタートシステム)