外装の手入れ

 
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お手入れは、部位や素材にあった適切な方法で実施してください。

手入れの作業要領

  • 水を十分かけながら、車体・足まわり・下まわりの順番に上から下へ汚れを洗い落とす

  • 車体はスポンジやセーム皮のようなやわらかいもので洗う

  • 汚れがひどいときはカーシャンプーを使用し、水で十分洗い流す

  • 水をふき取る

  • 水のはじきが悪くなったときは、ワックスがけを行う

    ボデーの表面の汚れを落としても水が玉状にならないときは、車体の温度が冷えているときにワックスをかける。(およそ体温以下を目安としてください)

    なお、ボデーコート・ホイールコート・ガラスコートなど、レクサスケミカル商品を施工された場合は、お手入れ方法が異なります。詳しくはレクサス販売店にお問い合わせください。

知識

セルフリストアリングコートについて

お車のボデーには、洗車などによる小さなすり傷を自然に復元する、傷付きにくい塗装を使用しています。

  • 新車時から5~8年のあいだ、効果が持続します。

  • 傷が復元するまでの時間は、傷の深さや周囲の温度により変化します。
    なお、お湯をかけて塗装を暖めると、復元するまでの時間が短くなる場合があります。

  • 鍵や硬貨などによる深い傷は復元できません。

  • 成分にコンパウンド(磨き粉)が含まれるワックス類は使用しないでください。

自動洗車機を使うときは
  • お車を洗う前に:

    • ドアミラーを格納する

    • パワーバックドアを停止する

    走行前は必ずドアミラーを復帰状態にもどしてください。

  • ブラシで車体などに傷が付き、塗装を損なうことがあります。

  • 洗車機によっては、リヤスポイラーが引っかかり洗車できない場合や傷付いたり、破損したりするおそれがあります。

  • Nポジションに保持したままにする必要があるときは、自動P ポジション切りかえ機能を作動させずに、シフトポジションをN に保持したいときはを参照してください。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

高圧洗浄機を使うとき

室内に水が入るおそれがあるため、ノズルの先端をドアやガラスの開閉部に近付けすぎたり、同じ場所に連続してあてたりしないでください。

スマートエントリー&スタートシステムについて
  • 電子キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠・解錠動作をくり返すことがあります。その場合は次のような処置をして、洗車などをしてください。

    • 電子キーを車両から2m 以上離れた場所に保管する

      (電子キーの盗難に注意してください)

    • 電子キーを節電モードに設定し、スマートエントリー&スタートシステムの作動を停止する(→電子キーを節電モードにするには

  • 洗車機での洗車中にキーが車内にあると、水がドアハンドルにかかったときに、車外のブザーが鳴り、マルチインフォメーションディスプレイに“車室内にキーがあります”が表示されることがあります。全てのドアを施錠すると警報は止まります。

ホイール・ホイールキャップについて
  • 中性洗剤を使用し、早めに汚れを落としてください。

  • 洗剤を使用したあとは放置せずに水で十分洗い流してください。

  • 塗装の損傷を防ぐため、次のことを必ずお守りください。

    • 酸性・アルカリ性および研磨剤の入った洗剤を使用しない

    • 硬いブラシを使用しない

    • 夏場の走行後や駐車後でホイールが熱いときは、洗剤を使用しない

ブレーキキャリパーの塗装について(F SPORT 専用オレンジブレーキキャリパー装着車)
  • 洗剤を使用する場合は中性洗剤を使用してください。研磨剤の入った洗剤や硬いブラシは塗装を傷めますので使用しないでください。

  • ブレーキキャリパーが熱いときは、洗剤は使用しないでください。

  • 洗剤を使用したあとは早めに十分洗い流してください。

ブレーキパッドやディスクローターについて

水に濡れた状態のまま駐車しておくと、錆びて貼り付くことがあります。洗車後は低速で走行し、ブレーキを数回かけて乾燥させてから駐車してください。

バンパーについて

研磨剤入りの洗剤でこすらないようにしてください。

フロントドアガラスの撥水コーティングについて

撥水効果を長持ちさせるため、次のことに注意してください。

  • フロントドアガラス表面の泥などの汚れを落とす

  • 汚れは早めにやわらかい湿った布などで清掃する

  • コンパウンド(磨き粉)が入ったガラスクリーナーやワックスを使用しない

  • 金属製の道具で霜取りをしない

メッキ部品のお手入れについて

メッキ部品の汚れが落ちにくい場合は、次の方法でお手入れをしてください。

  • 中性洗剤を水で約5%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る

  • 乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取る

  • 油分を含んだ汚れはアルコール系ウェットティッシュなどで油を浮かせてからふき取る

警告

洗車をするときは

エンジンルーム内に水をかけないでください。
電気部品などに水がかかると、車両火災につながるおそれがあり危険です。

フロントウインドウガラスを清掃するときは(雨滴感知式ワイパー装着車)

ワイパースイッチをOFFにしてください。AUTOモードになっていると、次のようなときにワイパーが不意に作動し、指などを挟み重大な傷害を受けたり、ワイパーブレードなどを損傷するおそれがあります。

  1. OFF
  2. AUTO
  • 雨滴センサー上部のフロントウインドウガラスに手でふれたとき

  • 水分を含んだ布などを雨滴センサーに近付けたとき

  • フロントウインドウガラスに衝撃を与えたとき

  • 車内から雨滴センサー本体にふれるなどして衝撃を与えたとき

排気管について

排気管は排気ガスにより高温になります。洗車などでふれる場合は、十分に排気管が冷めてからにしてください。やけどをするおそれがあります。

リヤバンパー・フロントバンパーについて

リヤバンパーまたはフロントバンパーの塗装に傷が付くと、次のシステムが正常に作動しなくなるおそれがあります。レクサス販売店にご相談ください。

  • Lexus Safety System +

  • BSM

  • 後方車両への接近警報

  • RCTA

  • PKSB

  • 安心降車アシスト

  • クリアランスソナー

注意

塗装の劣化や車体・部品(ホイールなど)の腐食を防ぐために
  • 次のような場合は、ただちに洗車してください。

    • 海岸地帯を走行したあと

    • 凍結防止剤を散布した道路を走行したあと

    • コールタール・花粉・樹液・鳥のふん・虫の死がいなどが付着したとき

    • ばい煙・油煙・粉じん・鉄粉・化学物質などの降下が多い場所を走行したあと

    • ほこり・泥などで激しく汚れたとき

    • 塗装にベンジンやガソリンなどの有機溶剤が付着したとき

  • 塗装に傷が付いた場合は、早めに補修してください。

  • ホイール保管時は、腐食を防ぐためによごれを落とし、湿気の少ない場所へ保管してください。

ランプの清掃
  • 注意して洗ってください。有機溶剤や硬いブラシは使用しないでください。
    ランプを損傷させるおそれがあります。

  • ランプにワックスがけを行わないでください。
    レンズを損傷するおそれがあります。

自動洗車機を使用するときは(雨滴感知式ワイパー装着車)

ワイパースイッチをOFFにしてください。(→操作のしかた
AUTOモードになっていると、不意にワイパーが作動してワイパーブレードなどを損傷するおそれがあります。

高圧洗浄機を使用するときは
  • 洗車時に高圧洗浄機でカメラやカメラ周辺に直接水を当てないでください。高い水圧により衝撃が加わり、装置が正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • レーダー専用カバー裏に搭載されているレーダーに直接水をかけないでください。部品故障の原因になるおそれがあります。

  • ノズルの先端を、下記部品の結合部やブーツ類(ゴムまたは樹脂製のカバー)、コネクタ類に近付けすぎないでください。
    高い水圧がかかることにより、部品が損傷するおそれがあります。

    • 駆動系部品

    • ステアリング部品

    • サスペンション部品

    • ブレーキ部品

  • モール、バンパーなど樹脂部品は変形、損傷するおそれがあるため、洗浄ノズルと車体との距離を30cm 以上離してください。また、同じ場所へ連続して水をあてないでください。

  • フロントウィンドウガラス下部へ連続して水をあてないでください。エアコンの空気取り入れ口があり、エアコンが正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • 高圧洗浄機で車両の下まわりを洗浄しないでください。

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