スイッチ操作により、シートの前後・上下位置などの調整ができます。

正しい運転姿勢がとれるよう調整してください。(→正しい運転姿勢をとるには

調整するには

  1. 前後位置調整
  2. リクライニング調整
  3. ヘッドレストの上下調整(→ヘッドレスト
  4. クッション前端の上下調整
  5. シート全体の上下調整
  6. 腰部位置調整
    (ランバーサポート)
★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

知識

シートを調整するときは
  • 周囲の人やものがシートに挟まれないよう注意してください。

  • ヘッドレストが天井にあたらないよう注意してください。

  • 電動式ヘッドレスト装着車:ヘッドレストが天井に近い場合は、ヘッドレストの上方への作動が制限されることがあります。

シート連動機構
  • シートの前後位置やリクライニングを後方に一定以上操作すると、連動して作動します。

  • 電動式ヘッドレスト装着車:シートを前方に一定以上操作すると、ヘッドレストが下方に作動します。

  • 電動式ヘッドレスト装着車:シートの上下位置を上方に一定以上操作すると、上方作動は停止し、ヘッドレストが下方に作動します。

パワーイージーアクセスシステム

エンジンスイッチ<パワースイッチ>のモード切りかえ・運転席のシートベルト脱着に連動して、運転席シートとハンドルが動きます。(→パワーイージーアクセスシステム

警告

シートを調整するとき
  • 同乗者がシートにあたってけがをしないように注意してください。

  • シートの下や動いている部分に手を近付けないでください。
    指や手を挟み、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

  • 足元のスペースを確保し足を挟まないように注意してください。

リクライニング調整について

背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

リヤシートへ乗り降りするには(ワンタッチウォークインシート)

乗るとき/降りるとき

  1. レバーを引く
    フロントシートの高さが低くなります。
  2. 背もたれを前に倒す
    フロントシートが前方に、ヘッドレストが下方に移動します。
※:

電動式ヘッドレスト装着車のみ

フロントシートをもとにもどすとき

固定される位置まで背もたれを起こすと、自動でもとの位置にもどります。

知識

ワンタッチウォークインシートについて
  • 前方への操作後、復帰させる前にシート調整スイッチや運転席ポジションメモリースイッチを押したときは、背もたれを起こしても復帰作動しません。

  • 次のときはワンタッチウォークインシートが作動しません。

    • シートベルトを装着しているとき

    • エンジンスイッチ<パワースイッチ>がONでシフトポジションがP以外のとき

  • 次のときは、作動が途中で停止します。

    • シート調整スイッチや運転席ポジションメモリースイッチを押したとき

    • シートベルトを装着したとき

    • エンジンスイッチ<パワースイッチ>がONでシフトポジションをP以外にしたとき

  • フロントシートがサンバイザーなどの周辺部品に近い場合は、前方や上方への作動が制限されることがあります。

挟み込み防止機能

ドライビングポジション呼び出し中、またはパワーイージーアクセスシステムの作動中に、シートの後ろに異物の挟み込みを感知すると、作動が停止し前方に少し移動します。

ワンタッチウォークインシートの作動中に、シートの前後に異物の挟み込みを感知すると、作動が停止し反対方向に少し移動します。

挟み込み防止機能作動時はシートポジションが設定した位置とは異なる位置で停止します。シートポジションを確認してください。

警告

ワンタッチウォークインシートについて
  • 操作する前に、周囲の人やものがシートに挟まるおそれがないことを確認してください。

  • 走行時は背もたれを確実に固定させてください。

  • 走行中は絶対に操作しないでください。

挟み込み防止機能

挟み込み防止機能を故意に作動させようとして、乗員の手・体・足などを挟んだりしないでください。

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