警告灯がついたときは

 
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警告灯が点灯または点滅したままの場合は、落ち着いて次のように対処してください。なお、点灯・点滅しても、その後消灯すれば異常ではありません。ただし、同じ現象が再度発生した場合は、レクサス販売店で点検を受けてください。

ブレーキ警告灯(警告ブザー)

(赤色)

原因

  • ブレーキ液の不足

  • ブレーキ系統の異常

パーキングブレーキが解除されていないときも点灯します。解除後、消灯すれば正常です。

対処法

ただちに安全な場所に停車し、レクサス販売店へ連絡してください。走行を続けると危険です。

原因

  • ブレーキパッドの摩耗(右輪のみ検知)

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

充電警告灯

原因

充電系統の異常

対処法

ただちに安全な場所に停車し、レクサス販売店へ連絡してください。

※:

マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

油圧警告灯(警告ブザー)

原因

エンジンオイルの圧力異常

対処法

ただちに安全な場所に停車し、レクサス販売店へ連絡してください。

※:

マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

エンジン警告灯(警告ブザー)

原因

  • エンジンの異常

  • ハイブリッドシステムの異常(LC500h)

  • エンジン電子制御システムの異常

  • 電子制御スロットルの異常

  • トランスミッション電子制御システムの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯

原因

  • SRSエアバッグシステムの異常

  • プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

ABS&ブレーキアシスト警告灯(警告ブザー)

原因

  • ABSの異常

  • ブレーキアシストの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

パワーステアリング警告灯(警告ブザー)

(赤色)

(黄色)

原因

EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

PCS警告灯(警告ブザー)

(点滅または点灯)

警告ブザーが鳴った場合:

原因

プリクラッシュセーフティの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

警告ブザーが鳴らない場合:

原因

プリクラッシュセーフティが一時的、または対処を行うまで作動停止している

対処法

マルチインフォメーションディスプレイに表示されているメッセージの指示に従ってください。(→マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されたとき, 警告メッセージが表示されたときは

原因

プリクラッシュセーフティがOFF、またはVSC(ビークルスタビリティコントロール)システムが停止しているときも点灯します。

対処法

VSCを停止したとき

LTA 表示灯

(橙色)

原因

LTA(レーントレーシングアシスト)の異常

対処法

マルチインフォメーションディスプレイに表示されているメッセージの指示に従ってください。(→警告メッセージ

※:

マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

スリップ表示灯

原因

  • VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常

  • TRC(トラクションコントロール)システムの異常

  • ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

VSC/TRC/ABS/VGRS/DRSシステム作動時は点滅します。

※:

VDIM作動中のみ

ブレーキオーバーライドシステム警告灯/ドライブスタートコントロール警告灯(警告ブザー)

ブザーが鳴った場合:

原因

ブレーキオーバーライドシステムまたはドライブスタートコントロールの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

原因

アクセルペダルを踏みながらシフトポジションを切りかえ、ドライブスタートコントロールが作動した

対処法

一度アクセルペダルから足を離してください。

ブザーが鳴らなかった場合:

原因

アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれている

対処法

アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。

※:

マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

ブレーキホールド作動表示灯

(点滅)

原因

ブレーキホールドシステムの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

パーキングブレーキ表示灯

(点滅)

原因

パーキングブレーキシステムの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

ブレーキ警告灯

(黄色)

原因

  • 電子制御ブレーキシステムの異常

  • 回生ブレーキシステムの異常(LC500h)

  • パーキングブレーキシステムの異常

対処法

ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

燃料残量警告灯

原因

燃料の残量が約12.1L以下になった

対処法

燃料を補給する

運転席・助手席シートベルト非着用警告灯(警告ブザー

原因

運転席・助手席シートベルトの非着用

対処法

シートベルトを着用する助手席乗員がいるときは、助手席乗員もシートベルトを着用してください。

※:

運転席・助手席シートベルト非着用警告ブザー:
運転席・助手席シートベルト非着用のまま車速が一定以上になると、警告ブザーが一定時間断続的に鳴ります。

リヤ席シートベルト非着用警告灯(警告ブザー

原因

リヤ席シートベルトの非着用

対処法

シートベルトを着用してください。

※1:

リヤ席シートベルト非着用警告ブザー:
リヤ席シートベルト非着用(いずれかのシートベルト脱着により、リヤ席シートベルト非着用警告灯が点灯している状態)のまま車速が一定以上になると、警告ブザーが一定時間継続的に鳴ります。

※2:

センターパネルに表示されます。

マスターウォーニング(警告ブザー)

原因

システムの異常時にブザーと共に点灯・点滅し、マルチインフォメーションディスプレイ上に警告メッセージを表示します。

対処法

警告メッセージが表示されたときは

タイヤ空気圧警告灯

警告灯が点灯した場合:

原因

次のようなタイヤ空気圧の低下を表します。

対処法

指定された空気圧に調整してください。調整して数分後に警告灯が消灯します。数分経過しても警告灯が消灯しない場合は、タイヤ空気圧が正しく調整されていることを確認した上で、初期化操作を行ってください。(→タイヤ空気圧警報システムを初期化するには
初期化を行っても警告灯が消灯しない場合は、レクサス販売店で点検を受けてください。

警告灯が1分間点滅したあとに点灯した場合:

原因

タイヤ空気圧警報システムに異常があります。

対処法

レクサス販売店で点検を受けてください。

高水温警告灯(警告ブザー)

原因

エンジン冷却水高温異常

水温の上昇にともない、点滅から点灯にかわります。

対処法

ただちに安全な場所に停車し、対処方法(→対処方法, 対処方法)に従ってください。

※:

マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

ハイブリッドシステム過熱警告灯(警告ブザー)(LC500h)

原因

ハイブリッドシステムの過熱

負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)のときにメッセージが表示される場合があります。

対処法

安全な場所に停車し、対処方法(→対処方法)に従ってください。

※:

マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。

知識

シートベルト非着用警告灯の乗員検知センサーの作動について
  • 助手席に乗員がいなくても、シートに荷物などを置くと、センサーが重量を検知して警告灯が点滅することがあります。

  • 助手席に座布団などを敷くと、センサーが乗員を検知せず警告灯が作動しないことがあります。

パワーステアリング警告灯/警告ブザーについて

補機バッテリーの充電が不十分な場合、または一時的に電圧が下がった場合に警告灯が点灯し、警告ブザーが鳴ることがあります。

タイヤ空気圧警告灯について

タイヤ空気圧警報システムに異常があるときは、警告灯が点滅します。ただし、警告灯は1分間点滅したあと点灯したままになるため、警告灯の状態がわからない場合は、エンジンスイッチ<パワースイッチ>をいったんOFFにしてから再度ONにして、警告灯が点滅するかどうか確認してください。

タイヤ空気圧警告灯が点灯した場合

タイヤが十分に冷えてから次の操作を行ってください。

  • 空気圧を確認し、適切な値に調整してください。

  • 数分たっても警告灯が消灯しない場合は、指定空気圧であることを確認し、タイヤ空気圧警報システムの初期化を行ってください。

タイヤが十分に冷えていない状態で上記の操作を行うと、警告灯が再度点灯する場合があります。

自然要因によるタイヤ空気圧警報について

自然な空気もれ、外気温による空気圧の変化など、自然要因によりタイヤ空気圧警告灯が点灯することがあります。この場合、タイヤ空気圧を適切な値に調整してください。数分後に警告灯が消灯します。

タイヤ空気圧警報システムが正常に働かないおそれがある状況

タイヤ空気圧警報システムが正常に働かないおそれのある状況

警告ブザーについて

状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえない場合があります。

警告

パワーステアリング警告灯が点灯したとき

黄色に点灯したときは操作力補助が制限され、赤色に点灯したときは操作力補助がなくなるため、ハンドル操作が非常に重くなることがあります。
ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強く操作してください。

タイヤ空気圧警告灯が点灯した場合

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

  • 周囲の交通状況に合わせ、できるだけ速やかに減速し、60km/hをこえない速度で走行してください。

  • ただちにタイヤ空気圧を確認・調整してください。

  • タイヤ空気圧を調整したあとも警告灯が点灯する場合はタイヤがパンクしている可能性があります。最寄りのレクサス販売店でタイヤを交換してください。

  • 急ハンドル・急ブレーキを避けてください。
    タイヤの状態が悪化すると、ハンドル操作やブレーキが効かなくなるおそれがあります。

タイヤの破裂、突然の空気もれが発生した場合

急激にタイヤ空気圧が低下した場合は、タイヤ空気圧警報システムによる警報ができない場合があります。

注意

タイヤ空気圧警報システムについての注意
  • 純正ホイール以外を使用した場合、バルブ/送信機から発信する電波の飛び方がかわり、システムが正常に作動しないことがあります。

  • 構造・メーカー・銘柄・トレッドパターンが異なるタイヤを使用しないでください。タイヤ空気圧警報システムが正常に作動しないことがあります。

  • タイヤ空気圧警告灯の点灯および点滅は、初期化操作(→初期化のしかた)では解除できません。

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