リヤバンパー内側にあるセンサーを使用し、運転者の目視だけでは感知しづらい領域の確認を補助する機能です。
次の2つの機能が装備されています。
BSM(ブラインドスポットモニター)機能
運転者による車線変更時の判断を支援します。RCTA(リヤクロストラフィックアラート)機能
後退時に運転者を支援します。
これらの機能は同じセンサーを使用します。
リヤバンパー内側にあるセンサーを使用し、運転者の目視だけでは感知しづらい領域の確認を補助する機能です。
次の2つの機能が装備されています。
BSM(ブラインドスポットモニター)機能
運転者による車線変更時の判断を支援します。
RCTA(リヤクロストラフィックアラート)機能
後退時に運転者を支援します。
これらの機能は同じセンサーを使用します。
強い日差しのもとでは、ドアミラーインジケーターが見えづらいことがあります。
大音量のオーディオなど大きな音がする場合、RCTAブザー音が聞こえづらくなる場合があります。
センサー周辺のバンパーに氷・雪・泥などが付着していることが考えられます。センサー周辺のバンパーの氷・雪・泥などを取り除けば、正常に復帰します。また、極めて高温または低温の環境で使用した場合、正常に作動しないことがあります。
センサーの故障や電圧異常などが考えられます。レクサス販売店にて点検を受けてください。
お車に装備されている機能の一部は、設定を変更することができます。
(カスタマイズ一覧:→ユーザーカスタマイズ機能)
コンバーチブル以外
コンバーチブル
ブラインドスポットモニターのセンサーは、車両リヤバンパー内側に左右ひとつずつ設置されています。システムを正しく作動させるために次のことをお守りください。
センサー周辺のリヤバンパーは常にきれいにしておく
センサー周辺のリヤバンパーに汚れや着雪がある場合、警告表示(→マルチインフォメーションディスプレイに“BSM 現在使用できません”が表示されたときは)とともにシステムが作動しなくなることがあります。その場合、汚れや雪を落としたあと、BSM機能の作動条件(→BSM機能の作動条件)でしばらく走行してください(目安:約10分)。それでも警告表示が消えない場合はレクサス販売店にて点検を受けてください。
センサー周辺のリヤバンパーへの強い衝撃を避ける
センサーの位置や向きが少しでもずれると、車両を正しく検知できなくなったり、装置が正常に動作しなくなるおそれがあります。
次のような場合には、必ずレクサス販売店にて点検を受けてください。
センサーやセンサー周辺に強い衝撃を受けた
センサー周辺のリヤバンパーなどに傷や凹みがある、一部が外れている
センサーを分解しない
センサーやセンサー周辺のリヤバンパーにステッカーを貼らない
センサーやセンサー周辺のリヤバンパーを改造しない
リヤバンパーの塗装修理の際にはレクサス設定色以外への変更は行わないでください
BSM機能はレーダーセンサーにより隣の車線を走行する次の車両を検知し、ドアミラーのインジケーターによってその車両の存在を運転者に知らせます。
次の範囲に入った車両を検知します。
検知できる範囲:
車両側面から外側に約0.5mは検知しません。
自車と他車の速度差が大きいほど、ドアミラーインジケーターは他車がより遠くにいる状況で点灯・点滅します。
BSM機能は、次の条件をすべて満たしているときに作動します。
BSM機能がONのとき
シフトポジションがR以外のとき
車速が約10km/h以上のとき
BSM機能は、次のような状況で検知範囲に入った車両を検知します。
隣の車線を走行する他車に自車が追いこされるとき
小さい速度差で隣の車線を走行する他車を追いこすとき
他車が車線変更中に検知範囲に進入するとき
BSM機能は、次のような車両や車両以外のものを検知対象としません。
小型のオートバイ・自転車・歩行者など
対向車
ガードレール・壁・標識・駐車車両などの静止物
同じ車線を走行する後続車
2つ隣の車線を走行する他車
大きい速度差で自車が追いこす他車
状況によっては検知をすることがあります。
BSM機能は、次のような状況では車両を有効に検知しないおそれがあります。
センサーやセンサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの位置や向きがずれているとき
泥・雪・氷・ステッカーなどがセンサーやセンサー周辺のリヤバンパーに付着したとき
大雨・雪・霧などの悪天候時、水たまりなどの濡れた路面を走行するとき
複数台の他車が狭い間隔で連続して接近するとき
自車と後続車の車間距離が短いとき
検知範囲に入る他車と自車の速度差が大きすぎるとき
自車と他車の速度差に変化があるとき
検知範囲に入る他車と自車の速度がほとんど等しいとき
停止状態から発進した際に、検知範囲に他車が存在し続けたとき
急勾配の上り・下りが連続した坂道や道路のくぼみ等を走行しているとき
きついカーブや連続したカーブ、起伏がある場所を走行するとき
車線の幅が広い、もしくは車線の端を走行するなど、隣の車線の他車が自車から離れすぎているとき
車両後部に自転車キャリアなどのアクセサリーやけん引フックを装着しているとき
検知範囲に入る他車と自車の高さに差がありすぎるとき
BSM機能をONにした直後
BSM機能は、特に次のような状況では不要な検知が増えることがあります。
センサーやセンサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの位置や向きがずれているとき
ガードレールや壁などとの距離が短い状況で、それらが検知範囲に入ったとき
急勾配の上り・下りが連続した坂道や道路のくぼみ等を走行しているとき
車線の幅が狭い、もしくは車線の端を走行するなど、隣の車線以外を走行する車両が検知範囲に入ったとき
きついカーブや連続したカーブ、起伏がある場所を走行するとき
タイヤがスリップ(空転)しているとき
自車と後続車の車間距離が短いとき
車両後部に自転車キャリアなどのアクセサリーやけん引フックを装着しているとき
安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転に努めてください。
BSM機能は、ドアミラーの死角領域に入った車両の存在とその死角領域に急速に接近してくる車両の存在を運転者に提供する、補助的なシステムです。本システムだけで安全な車線変更の可否を判断できるものではないため、システムを過信すると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
状況によっては本システムが有効に機能しないことがあるため、運転者は自らの目視とミラーによる安全確認を行う必要があります。
RCTA機能はレーダーセンサーにより自車の右後方または左後方から接近している車両を検知し、ドアミラーのインジケーターとブザーによってその車両の存在を運転者に知らせます。
自車の右後方または左後方から接近している車両を検知したときは、モニター画面上に次の表示をします。
例:両方向から車両が接近しているとき
次の範囲に入った車両を検知します。
速度が速い車両に対しては、より離れた位置で警報ブザーを鳴らします。
例:
接近車両の速度 | 警報距離(概算) |
---|---|
56km/h(速い) | 30m |
8km/h(遅い) | 4m |
RCTA機能は、次の条件をすべて満たしているときに作動します。
RCTA 機能がONのとき
シフトポジションがRのとき
自車の車速が約15km/h以下のとき
接近する他車の車速が約8km/h~56km/hのあいだのとき
RCTA機能は、次のような車両や車両以外のものを検知対象としません。
真後ろから接近する車両
自車の隣の駐車スペースで後退する車両
障害物のためにセンサーが検知できない車両
ガードレール・壁・標識・駐車車両などの静止物
小型の二輪車・自転車・歩行者など
自車から遠ざかる車両
自車の隣の駐車スペースから接近する車両
センサーと接近車両との距離が近すぎる場合
状況によっては検知をすることがあります。
RCTA 機能は、次のような状況では車両を有効に検知しないおそれがあります。
センサーやセンサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの位置や向きがずれているとき
泥・雪・氷・ステッカーなどがセンサーやセンサー周辺のリヤバンパーに付着したとき
大雨・雪・霧などの悪天候時、水たまりなどのぬれた路面を走行するとき
複数台の他車が狭い間隔で連続して接近するとき
車両が高速で接近するとき
センサー付近にけん引フック・バンパープロテクター・バンパートリム・サイクルキャリア・除雪装置(スノーブラウ)などを取り付けたとき
勾配の変化が激しい坂で後退しているとき
斜めの駐車場から出庫するとき
検知範囲に入る他車と自車の高さに差がありすぎるとき
炎天下や寒冷時
ローダウンサスペンションや、純正と異なるサイズのタイヤを取り付けたとき
車高が極端に変化しているとき(ノーズアップ、ノーズダウンなど)
自車が旋回しているとき
旋回しながら車両が近づいてきたとき
RCTA 機能は、特に次のような状況では不要な検知が増えることがあります。
駐車場に面した道を車両が走行しているとき
車両後方に電波の反射しやすい金属(ガードレール・壁・標識・駐車車両など)が存在するとき
センサー付近にけん引フック・バンパープロテクター・バンパートリム・サイクルキャリア・除雪装置(スノーブラウ)などを取り付けたとき
車両が自車の横を通過するとき
自車の近くで旋回していく移動物が存在するとき
自車近くに室外機などの回転体があるとき
センサーに向けてスプリンクラーなどによる水の飛散があったとき
動いているもの(旗・排気ガス・大粒の雨や雪、路面の雨水など)
ガードレールや壁などとの距離が短い状況で、それらが検知範囲に入ったとき
グレーチングや側溝
炎天下や寒冷時
ローダウンサスペンションや、純正と異なるサイズのタイヤを取り付けたとき
車高が極端に変化しているとき(ノーズアップ、ノーズダウンなど)
本システムは認識性能・制御性能に限界があります。システムを過信せず、運転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけてください。(→安全にお使いいただくために)
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