スイッチ操作でソフトトップを開閉することができます。
車外
- ソフトトップ
- トノカバー
室内
- マルチインフォメーションディスプレイ表示(→マルチインフォメーションディスプレイ)ソフトトップの開閉状態を表示します。
- ルーフスイッチ
スイッチ操作でソフトトップを開閉することができます。
車速が約50 km/h 未満のとき(約50km/h 未満であればソフトトップを開閉できますが、車両を停止した状態で開閉することをおすすめします。)
エンジンがかかっている(エンジンスイッチがONの状態でも作動しますが、バッテリーあがりを防ぐために、エンジンがかかっている状態をおすすめします。)
トランクが閉まっている
次のときは、作動が途中で停止します。
作動中にルーフスイッチから手を離したとき
車速が約50 km/h 以上のとき
システムに異常があるとき
短時間でくり返し操作を行ったとき
バッテリーがあがったとき
次の場合はソフトトップが正しく作動しない場合があります。
パワーウインドウの挟み込み防止機能や巻き込み防止機能が作動したとき
ルーフスイッチの操作中にエンジンを始動したとき(作動中のソフトトップが途中で停止する、または作動前の位置にもどります。)
ソフトトップ開閉作動の途中で、スイッチ操作を長時間行わなかったとき(“ルーフ作動が完了していませんまもなく徐々に動きます”が約10秒間表示されたあと、停止中のソフトトップがゆっくり動きます)
急な坂道や大きな段差があるところでルーフスイッチを操作したとき
凹凸のある路面を走行しているとき
強風時
ソフトトップが全閉状態で車両が停車している場合は、作動条件を満たしていないときでもルーフスイッチを操作し続けるとドアガラスとリヤクォーターガラスのみ作動します。
トランクオープナースイッチが作動しません。ソフトトップの作動が完全に終了してからスイッチを操作してください。(→トランクを開けるには)
パワーウインドウスイッチや全ウインドウ一括開閉スイッチでドアガラスとリヤクォーターガラスは作動しません。ただし、ソフトトップの作動が途中で止まっているときは作動しますが、ドアガラスとリヤクォーターガラスは全閉できません。
ソフトトップを開ける前に水をふき取ってください。しわを防止するため、完全に乾いてから開けることおすすめします。
ソフトトップの開閉作動が完了していないと、警告ブザーがなります。なるべく早く、ソフトトップの開閉作動を完了させてください。
エンジンを始動してマルチインフォメーションディスプレイに“ルーフ作動が完了していません”が表示されている場合は、次の操作を行ってください。
ソフトトップのリヤウインドウガラス側が全閉付近で止まっている
ソフトトップが全開付近で止まっている
ルーフスイッチでソフトトップの閉操作を完了させる
上記の方法でもトノカバーが作動しない場合は、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されていないかや、作動条件が満たされているかを確認してください。それでも作動しない場合は、レクサス販売店で点検を受けてください。
ルーフスイッチ操作時に次のような状況になったときは、考えられる原因と対処方法を参考にし、もう一度操作をしてください。
作動が途中で止まる
考えられる原因 | 警告メッセージ | 対処方法 |
---|---|---|
ソフトトップ作動中にエンジンスイッチをOFF又はACCに切りかえた | 無し | エンジンを始動するかエンジンスイッチをONにしてから、ルーフスイッチを操作してください。 |
ソフトトップ作動中に約50km/h以上まで加速した | “速度を落としルーフ作動を完了させてください” | 約50km/h未満まで減速し、ルーフスイッチを操作してください。 |
ソフトトップ作動中にメカニカルキーを使用してトランクを開けた | 無し | トランクを確実に閉めてルーフスイッチを操作してください。 |
衝突を検知した | 無し | レクサス販売店に連絡してください。 |
パワーウインドウの巻き込み防止機能が作動した | 無し | |
ソフトトップを手動で操作した | “速度を落としルーフ作動を完了させてください” “ルーフ作動が完了していません” | 手動で操作する前の位置にもどし、ルーフスイッチを操作してください。ルーフスイッチを操作しても作動しないときは、開操作と閉操作を数回くり返してください。 |
外気温が低い | 無し | ルーフスイッチを再度操作してください。 |
バッテリーの電圧が低下した | 無し | エンジンを始動して、ルーフスイッチを操作してください。 |
ソフトトップの作動範囲に物などが置いてあり、作動の障害となっている | 無し | フロントガラスフレームの上部・トノカバーの上・ソフトトップの格納スペースに置いてある物を取り除いてください。 |
ソフトトップが閉まり切っていないまま、向かい風が強い中走行した | 無し | 車両を停止させる、または速度を落として途中まで開操作を行い、その後、閉操作を行ってください。 |
ソフトトップが故障した | “ルーフシステム故障 取扱書を確認してください” | ルーフスイッチを数回操作してもソフトトップが作動しないときは、レクサス販売店で点検を受けてください。 |
作動が開始しない
考えられる原因 | 警告メッセージ | 対処方法 |
---|---|---|
エンジンスイッチがOFF又はACCになっている | 無し | エンジンを始動するかエンジンスイッチをONにしてから、ルーフスイッチを操作してください。 |
車速が約50km/h 以上で走行している | “約50km/h以上のためルーフ作動できません” | 約50km/h 未満まで減速し、ルーフスイッチを操作してください。 |
トランクが開いている | “トランクが開いているためルーフ作動できません” | トランクを確実に閉めてルーフスイッチを操作してください。 |
バッテリーの電圧が低下している | “バッテリー充電不足のためルーフ作動できません” | エンジンを始動してルーフスイッチを操作してください。 |
ソフトトップを短期間に繰り返し操作した | “システム保護のためルーフオープン作動できません” “システム保護のためルーフ作動できませんしばらくお待ちください” | しばらくお待ちください。その後、ルーフスイッチを操作してください。場合によっては、“ルーフ作動可能です” が表示されルーフスイッチで操作が可能なことをお知らせします。しばらく待っても、ルーフスイッチで操作ができないときは、手動で操作を行う(→ソフトトップルーフが閉まらないときは(コンバーチブル))か、レクサス販売店で点検を受けてください。 |
トノカバーロックが作動中にルーフスイッチを操作した | 無し | 再度、ルーフスイッチを操作してください。 |
パワーウインドウの挟み込み防止機能や巻き込み防止機能が作動している | 無し | |
ソフトトップを手動で操作した | “速度を落としルーフ作動を完了させてください” “ルーフ作動が完了していません” | 手動で操作する前の位置にもどし、ルーフスイッチを操作してください。開操作ができない場合は閉操作し、閉操作ができない場合は開操作をしてください。 |
ソフトトップがゆっくり動いた
考えられる原因 | 警告メッセージ | 対処方法 |
---|---|---|
開閉途中で長時間ルーフスイッチから手を離した | “ルーフが徐々に動きます 閉め忘れに注意してください” “ルーフ作動が完了していません 閉め忘れに注意してください” |
ソフトトップがゆっくりと動いているときにルーフスイッチを操作すると、操作に応じた作動を行います。 ただし、直前にソフトトップを短期間に繰り返し操作した場合は、閉操作しかできないことがあります。(→ルーフスイッチ操作時に正しく作動しないときの対処方法)
ソフトトップの作動が停止した状態で、しばらくお待ちください。その後、ルーフスイッチを操作しても、ソフトトップが作動しないときは、レクサス販売店で点検を受けてください。 |
開閉途中で長時間ルーフスイッチから手を離した | “ルーフが徐々に動きます 閉め忘れに注意してください” “ルーフ作動が完了していません 閉め忘れに注意してください” |
|
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
ソフトトップを開閉するときは、乗員の手、腕、頭、首などを挟んだり巻きこんだりしないようにしてください。体の一部や物が挟まれそうになる、または万一、体などが挟まれた場合は、ただちに操作を中止してください。
人がいるときは、安全を確認し動かすことを知らせるよう声かけをしてください。
リヤシートに乗員がいるときは、ソフトトップと当たらないように注意してください。
開閉中は、動作や周囲の安全に十分注意してください。
可動範囲内に手などを挟まないようにしてください。
後退時はソフトトップを操作しないでください。後方視界が制限され、重大な事故に繋がるおそれがあります。
停止中のソフトトップがゆっくり動き出したときは、ソフトトップに挟まれたり巻きこまれたりしないように注意してください。
車から離れるときはエンジンスイッチをOFF にし、キーを携帯してお子さまも一緒に車から離れてください。いたずらなどによる誤った操作により、思わぬ事故につながるおそれがあります。
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、思わぬ事故につながるおそれがあります。
ソフトトップを必要以上に操作しないでください。
ソフトトップが半開状態のまま走行しないでください。
シートに立ったり、パッケージトレイ(→アクティブロールバーについて)に座ったり、身を乗り出さないでください。
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
お子様にはソフトトップの操作をさせないでください。
ソフトトップの格納スペースにお子様を乗せないでください。
お子様を可動範囲に近づかせないようにしてください。
ルーフスイッチを操作するときは、ルーフ上方の約65 cm以内に障害物がないことを確認してください。
また、トンネル・地下道・高架下などの高さに制限がある場所を走行するときは、注意してください。
ソフトトップの格納スペースに物などを入れないでください。
ソフトトップやトノカバー上に座ったり、荷物を積んだりしないでください。
ソフトトップやトノカバー上に積雪したり、荷物を積んであるときは、取り除いてから、ルーフスイッチを操作してください。
トランクリッドの上に物をのせたまま、ソフトトップの開閉操作を行わないでください。
フロントガラスフレームの上部に物をのせたまま、ソフトトップを閉めないでください。
外気温が-5℃以下のとき、またはドアガラスとリヤクォーターガラスが凍結しているときは、開閉しないでください。
開閉中の状態で、長時間放置しないでください。
ソフトトップを長期間、開いたままの状態にしないでください。ソフトトップのしわや劣化の原因になります。
メカニカルキーを使用してトランクを開けるときは、ソフトトップの操作を完了させてください。
ソフトトップにルーフキャリアを取り付けないでください。
緊急時以外は、手動でソフトトップを開閉しないでください。(→ソフトトップルーフが閉まらないときは(コンバーチブル))
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