警告メッセージが表示されたときは

 
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マルチインフォメーションディスプレイには、システムの故障や誤った操作をしたときの警告、メンテナンスが必要であることをお知らせするメッセージが表示されます。メッセージが表示されたときは、メッセージの内容に従って対処してください。

メーターリングが中央にあるとき:

  1. マスターウォーニング
    マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されているとき、点灯・点滅します。
  2. マルチインフォメーションディスプレイ
    マルチインフォメーションディスプレイのメッセージに従ってください。
    処置後に再度メッセージが表示されたときは、レクサス販売店へご連絡ください。

メーターリングが右側にあるとき:

  1. マスターウォーニング
    マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されているとき、点灯・点滅します。
  2. マルチインフォメーションディスプレイ
    マルチインフォメーションディスプレイのメッセージに従ってください。
    処置後に再度メッセージが表示されたときは、レクサス販売店へご連絡ください。

メッセージと警告作動

メッセージの内容によって警告灯や警告ブザーの作動が次のように切りかわります。ディーラーで点検をするように表示されたときは、ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

専用警告灯

警告ブザー

警告内容

点灯

点灯

あり

走行にかかわるシステムの故障や、そのまま放置すると思わぬ危険を招くおそれがあるなどの重要なメッセージを意味します。

点灯

あり

点灯または点滅

あり

表示されたシステムに故障のおそれがあるなどのメッセージを意味します。

点滅

あり

車両への損傷や、思わぬ危険を招くおそれがあるなどのメッセージを意味します。

点灯

なし

電装品の故障や状態、メンテナンスのお知らせなどのメッセージを意味します。

点滅

なし

車両を正しく操作していない場合や、操作方法のアドバイスなどを意味します。

上記の点灯状況、ブザーの吹鳴状況と異なる場合があります。その際は表示された内容に従ってすみやかに対応してください。

※:

メッセージを最初に表示したときに作動します。

知識

警告メッセージについて

文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異なる場合があります。

専用警告灯について

次の内容のメッセージが表示されたときは、マスターウォーニングが点灯・点滅しません。その場合は個別の専用警告灯表示を行います。

“ハイブリッドシステム高温 出力制限中です”が表示されたときは(LC500h)

負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)のときにメッセージが表示される場合があります。

対処方法→対処方法

“駆動用電池保護が必要Nレンジの使用を控えてください”が表示されたときは(LC500h)

シフトポジションがNのときにメッセージが表示されることがあります。

シフトポジションがNでは充電できないため、停車するときはシフトポジションをPにしてください。

“駆動用電池保護が必要Pレンジにして再始動してください”が表示されたときは(LC500h)

一定時間シフトポジションがNになっていると、駆動用電池の残量が低下し、メッセージが表示されます。

車両を動かす場合は、シフトポジションをPにして、ハイブリッドシステムを再始動してください。

“駐車時はPレンジに入れてください”が表示されたときは

シフトポジションがP以外でエンジンスイッチ<パワースイッチ>をOFFにせずに運転席ドアが開いたときにメッセージが表示されます。

駐車時はシフトポジションをPにしてください。

“Nレンジです アクセルを緩めて希望レンジに切りかえてください”が表示されたときは

シフトポジションがNで、アクセルペダルを踏んだときにメッセージが表示されます。

アクセルペダルから足を離し、シフトポジションをDまたはRにしてください。

“停車時はブレーキを踏んでください”が表示されたときは(LC500h)

上り坂などでの停車時にアクセルペダルを踏んで車両を保持するとメッセージが表示される場合があります。

そのままの状態を続けるとハイブリッドシステムが過熱するおそれがあります。アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。

“シフトシステム故障 シフト切りかえ不可 安全な場所まで走行し 停車” または“シフトシステム故障 走行を継続できません”が表示されたときは

シフト制御システムが故障しています。ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

“バッテリー保護のため自動で電源をOffしました”が表示されたときは

LC500:
自動電源OFF機能が作動したときにメッセージが表示されます。次回エンジン始動時にエンジン回転数を少し高めにして約5分間その回転数を保持し、補機バッテリーを充電してください。

LC500h:
自動電源OFF機能が作動したときにメッセージが表示されます。次回ハイブリッドシステム始動時に、約5分間ハイブリッドシステムが作動した状態を保持し、補機バッテリーを充電してください。

シフト操作に関するメッセージが表示されたときは

誤ったシフトポジションの選択や、停車中の意図せぬ車両の動き出しなどを防止するため、自動的にシフトポジションが切りかわったり、シフトレバーの操作が指示されたりすることがあります。その場合は、画面の指示に従ってシフトポジションを変更してください。

“クルーズコントロール一時使用不可取扱書を確認ください”が表示されたときは

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)のシステムが一時的、または対処を行うまで使用できません。(要因および対処方法 →マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されたとき

“クルーズコントロール現在使用できません”が表示されたときは

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)のシステムが一時的に使用不可と判断されています。しばらく走行してからレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)を再度設定してください。

前方カメラの異常を示すメッセージが表示されたとき

メッセージに表示された異常が解消されるまで、以下のシステムは作動しない可能性があります。(→マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されたとき, 警告灯がついたときは

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHB(オートマチックハイビーム)

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

  • 先行車発進告知機能

  • ドライバー異常時対応システム

レーダーの異常を示すメッセージが表示されたときは

メッセージに表示された異常が解消されるまで、以下のシステムは作動しない可能性があります。(→マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されたとき, 警告灯がついたときは

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

  • 先行車発進告知機能

  • ドライバー異常時対応システム

“エンジン停止のためハンドルが重くなります”(LC500)または“ハイブリッドシステム停止のためハンドルが重くなります”(LC500h)が表示されたときは

ハンドル操作が非常に重くなることがあります。

ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強く操作してください。

“暖機運転中 最高速度110km/h”が表示されたときは(LC500h)

暖機運転中のため、最高速度が110km/hに制限されているときにメッセージが表示されます。暖機運転が終了するまでは110km/h未満で走行してください。

“安全に停車してPレンジに入れてください”が表示されたときは(LC500h)

ハイブリッドシステムの異常、またはシフトポジションが長時間Nになっていることが考えられます。ただちに安全な場所に停車し、表示が消えるまでシフトポジションをPにしてください。表示が消えないときは、レクサス販売店で点検を受けてください。

“エンジンオイル量不足 補充するか、交換してください”が表示されたときは

エンジンオイルが不足しているときにメッセージが表示されます。エンジンオイル量を点検し、オイルを補給してください。

また、傾斜路などに停車したときに表示される場合があります。水平な路面に移動し、メッセージが表示されるか確認してください。

取扱書の確認をうながすメッセージが表示されたときは
  • 次のメッセージが表示されたときは、対処方法に従ってください。

  • 次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

    • “スマートエントリー&スタートシステム故障”

    • “シフトシステム故障 駐車時は パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “P スイッチ故障 駐車時は パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “シフトシステム不作動 駐車時 パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “シフトシステム故障 取扱書確認”

    • “シフトシステム故障 安全な場所に停車して 取扱書確認”

    • “バッテリ充電不足 シフト切りかえ できません 取扱書確認”

  • 次のメッセージが表示されたときは、システムまたは部位が故障している可能性があります。ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

    • “ハイブリッドシステム故障”(LC500h)

    • “エンジン系故障”

    • “バッテリー系故障”

    • “アクセル系故障”

  • 次のメッセージが表示されたときは、ガス欠になっている可能性があります。ただちに安全な場所に停車し、燃料残量が少ない場合は給油してください。(→ガス欠になったとき

    • “ハイブリッドシステム停止”(LC500h)

    • “エンジン停止”(LC500h)

  • 次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。ただちに安全な場所に停車し、レクサス販売店へ連絡してください。走行を続けると危険です。

    • “故障のためブレーキ力が低下”

    • “充電システム故障”

    • “エンジン油圧不足”

  • “補機バッテリー(始動用)充電不足”が表示されたときは、次の対処方法に従ってください。(LC500h)

    • 数秒後に表示が消えたときは
      約15分以上、ハイブリッドシステムが作動した状態を保持し、補機バッテリーを充電してください。

    • 表示が消えないときは
      「補機バッテリーがあがったときは」(→補機バッテリーがあがったときは)の手順でハイブリッドシステムを始動してください。

    ※:

    約6秒間表示されます。

  • “バッテリー充電不足”が表示されたときは、補機バッテリーの充電が不足しています。補機バッテリーを充電、または交換してください。

  • “駆動用電池の冷却部品のメンテナンス必要 取扱書を確認”が表示されたときは、フィルターが目づまりしている、冷却用の吸入口がふさがれている、またはダクトにすき間があるなどが考えられますので、次の対処方法に従ってください。(LC500h)

    • 駆動用電池冷却用吸入口/フィルターが汚れている場合は駆動用電池冷却用吸入口の手入れ(LC500h)の要領で清掃してください。

    • 駆動用電池冷却用吸入口/フィルターが汚れていないのにメッセージが表示されたときは、レクサス販売店で点検を受けてください。

“販売店で点検してください”が表示されたときは

警告メッセージで名称が表示されたシステム、または部位などに問題が発生しています。すみやかにレクサス販売店で点検を受けてください。

警告ブザーについて

状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえない場合があります。

注意

“電力消費が大きいため一部の空調・ヒータ作動を制限中です”がひんぱんに表示されるときは

充電系の異常や補機バッテリーが劣化している可能性があります。レクサス販売店で点検を受けてください。

“補機バッテリー(始動用)充電不足 取扱書を確認してください”がひんぱんに表示されるときは(LC500h)

補機バッテリーが劣化している可能性があります。その状態で放置しておくと、補機バッテリーのバッテリーあがりを起こすおそれがあるため、レクサス販売店で補機バッテリーの点検を受けてください。

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