急速充電およびV2H 充電/ V2H 給電をするときは、次の手順に従ってください。また、急速充電器(スタンド)およびV2H 機器は種類によって操作方法が異なるため、急速充電器(スタンド)およびV2H 機器の取り扱い方法を必ずご確認ください。

警告

急速充電器(スタンド)・V2H 機器を使用するとき

次のことを必ずお守りください。

お守りいただかないと、思わぬ事故の原因となり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

  • CHAdeMO規格に準拠した急速充電器(スタンド)を使用してください。

  • 30m をこえるケーブルを使用しないでください。

  • 電動自動車用充放電システムガイドラインV2HDC版に準拠したV2H機器を使用してください。

急速充電・V2H 充電/ V2H 給電するときは

  1. 車両のドアを解錠して、急速充電リッドを開ける(→車外から解錠/施錠するには
  2. 急速充電リッド(車両の左側)を開けると、急速充電インレット照明が点灯します。
  3. 急速充電インレットキャップをはずし、図のように固定する
  4. 急速充電コネクターを急速充電インレットに挿し込む
    急速充電コネクターの形状や取り扱い方法などは、急速充電器(スタンド)・V2H 機器のタイプにより異なります。
    急速充電器(スタンド)・V2H 機器の取り扱い方法に従って、作業を行ってください。
  5. 急速充電器(スタンド)・V2H 機器を操作して充電を開始する
    具体的な開始方法については、急速充電器(スタンド)・V2H 機器の取り扱い方法に従ってください。
    システムチェックが実施されたあと、急速充電・V2H 充電/ V2H 給電が開始されます。
    急速充電・V2H 充電/ V2H 給電を中断したいときは、急速充電器(スタンド)・V2H 機器の取り扱い方法に従って、停止してください。

知識

充電時間が長くなるとき

充電時間が長くなるとき

急速充電器(スタンド)・V2H 機器に車両異常があるようなメッセージが表示されたとき

急速充電器(スタンド)・V2H 機器に車両異常があるようなメッセージ(例えば、“車両に異常がみつかりました”、“車両故障発生”など)が表示されても、車両の異常ではなく、急速充電器(スタンド)・V2H 機器と車両間の通信異常である可能性があります。

この場合、急速充電コネクター端子故障(接点不良)などが考えられます。

車両に異常がない場合は、急速充電器(スタンド)の管理者に連絡するか、V2H 機器に付属の取り扱い説明書を確認してください。

急速充電器(スタンド)機器に表示される充電時間について

急速充電器(スタンド)機器によっては実際の充電時間より多めの充電時間が表示されることがありますが、故障ではありません。

急速充電・V2H充電/ V2H 給電中は
  • マルチインフォメーションディスプレイで、現在の充電状態を確認することができます。ただし、V2H充電中の充電時間は表示されません。

  • 急速充電器(スタンド)での充電中、急速充電器(スタンド)に表示される充電時間と、実際の充電時間とは異なる場合があります。

  • 急速充電・V2H充電/V2H給電中は、ノイズの発生によりラジオが聞こえなくなる場合があります。

  • 満充電に近づくと充電速度が低下して、充電完了までの時間が長くなります。

  • 駆動用電池の残量・外気温・充電器(スタンド)の仕様などの条件により、充電完了までの時間が変化する、または充電量上限まで到達する前に充電が停止する場合があります。

  • 駆動用電池の容量の低下を防ぐため、ひんぱんな急速充電は避けることをおすすめします。

  • 急速充電が終了したあとは、ほかの利用者のため、すみやかに急速充電スペースから移動してください。

  • V2H 充電/ V2H 給電中は、マイルームモードを使用できません。

停電時のV2H 機器の利用について

V2H 機器の中には、停電時に機器起動のため、車両から電源供給を必要とするものもあります。その場合、DC 外部給電システム(→DC外部給電システムについて)を使うことにより、車両の補機バッテリーから機器起動のための電力を供給することで、停電時にも電源供給を行うことができます。

停電時のV2H 機器の利用については、V2H 機器に付属の取り扱い説明書を確認してください。

充電量上限設定のしかた

充電量上限設定のしかた

急速充電後・V2H 充電/ V2H 給電後、マルチインフォメーションディスプレイに “充電システム 確認のため 充電リッドを閉めてください 取扱書を確認”が表示されたとき

急速充電後・V2H 充電/ V2H 給電後のシステムチェックが正常に終了しなかった場合は、ブレーキペダルを踏みながらパワースイッチを押しても、EV システムを始動できなくなります。

急速充電後・V2H 充電/ V2H 給電後に EV システムを始動できなくなったときは次の手順でシステムのチェックを実施してください。

  1. パーキングブレーキをしっかりとかけ、パワースイッチをOFF にする
  2. 急速充電インレットキャップをはめ、充電リッドを閉める
  3. パワースイッチをONにする
    マルチインフォメーションディスプレイに“充電システム確認中”が表示されたことを確認してください。
    システムのチェック中は、充電リッドを開けないでください。
    システムチェックが終了すると、パワースイッチが自動で OFF になります。
  4. ブレーキペダルを踏みながらパワースイッチを押し、READY インジケーターが点灯することを確認する
    システムのチェックを実施しても EV システムを始動できない場合は、レクサス販売店にご連絡ください。

警告

急速充電・V2H 充電/ V2H 給電するときの警告

急速充電・V2H 充電/ V2H 給電するときは、必ず次のことをお守りください。お守りいただかないと、思わぬ事故の原因となり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

  • 急速充電器(スタンド)・V2H 機器・急速充電インレットに破損箇所がないか確認する

    急速充電インレットに破損箇所がある場合は絶対に急速充電・V2H 充電/V2H 給電を行わず、ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

  • 急速充電コネクター・急速充電インレットの端子に手をふれたり、異物でショートさせたりしない

  • 急速充電インレットに急速充電コネクター以外のものを挿し込まない

  • 急速充電コネクター・急速充電インレットの端子に、金属製の鋭利なもの(針金や針など)でふれない

  • ケーブルが折れ曲がったり、重いものの下敷きになったりしていないことを確認する

  • 急速充電コネクターと急速充電インレットは、必ず直接接続する

    急速充電コネクターと急速充電インレットとのあいだに、変換アダプターや延長コードなどを接続しないでください。

  • 急速充電・V2H 充電/V2H 給電を中断するときは、急速充電器(スタンド)・V2H 機器の取り扱い方法に従う

    急速充電中・V2H 充電/V2H 給電中に発熱・発煙・異音・異臭などを発見したときは、ただちに急速充電・V2H 充電/V2H 給電を中止してください。

  • 急速充電コネクター・急速充電インレットに異物がないか、または、雪・氷が付着していないか確認する

    付着している場合は、急速充電コネクターを接続する前にしっかりと取り除いてください。

  • 落雷の可能性がある天候のときは急速充電・V2H 充電/V2H 給電を行わない

    急速充電中・V2H 充電/V2H 給電中、雷に気付いたときは、車両およびケーブルにさわらないでください。

  • 急速充電インレットの端子部が濡れないようにする

  • 急速充電システムまたはV2H充電/V2H給電システムを使用するときは、ボンネットを閉める

    冷却ファンが急にまわり出すことがあります。ファンなど回転部分にふれたり、近づいたりすると、手や着衣(特にネクタイ・スカーフ・マフラーなど)が巻き込まれたりして、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

急速充電コネクターを接続するとき

急速充電器(スタンド)・V2H 機器の取り扱い方法に従って急速充電コネクターを接続してください。急速充電コネクターが正しく接続されていない場合、システムがコネクターの接続を認識できず、EVシステムを始動できてしまうことがあります。急速充電・V2H 充電/ V2H 給電完了後、EVシステムを始動する前に、必ず急速充電コネクターを車両の急速充電インレットから取り外してください。もしコネクターが接続されたままの車両を発進させると、思わぬ事故の原因となり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

急速充電・V2H 充電/ V2H 給電するとき

必ず急速充電器(スタンド)・V2H 機器の取り扱い方法に従って、急速充電・V2H 充電/ V2H 給電を行ってください。誤った取り扱いをすると、車両や急速充電器(スタンド)・V2H 機器などを損傷するおそれがあります。

急速充電・V2H 充電/ V2H 給電したあとは

  1. 急速充電器(スタンド)・V2H 機器を操作して充電を停止する
  2. 急速充電コネクターを取りはずす
    急速充電コネクターの形状や取り扱い方法などは、急速充電器(スタンド)・V2H 機器のタイプにより異なります。
    急速充電器(スタンド)・V2H 機器の取り扱い方法に従って、作業を行ってください。
    取りはずした急速充電コネクターは、もとの位置にもどしてください。
  3. 急速充電インレットキャップをはめ、急速充電リッドを閉める
    キャップとインレット上部の水平部位置を合わせて、まっすぐはめてください。

知識

急速充電コネクターを解錠できないとき
  • 急速充電コネクターは、急速充電器(スタンド)・V2H 機器により施錠しています。

    車両のコネクターロック緊急解除レバーで操作を行っても解錠はできません。

  • 急速充電中・V2H 充電/ V2H 給電中は急速充電コネクターをはずすことはできません。はずす必要があるときは急速充電・V2H 充電/ V2H 給電を中止してください。急速充電・V2H 充電/ V2H 給電が停止すると急速充電コネクターをはずすことができます。

  • 急速充電・V2H 充電/ V2H 給電が停止しても急速充電コネクターが抜けない場合、急速充電器(スタンド)・V2H機器に異常がある可能性があります。設備の管理者にご連絡ください。

急速充電・V2H 充電をしたあと

充電量上限で設定した値まで充電しても、急速充電器(スタンド)・V2H 機器に表示される充電量が実際の充電量より低く表示されることがあります。

注意

急速充電後・V2H 充電/ V2H 給電後の注意

急速充電インレットから急速充電コネクターを取りはずしたあとは、必ず急速充電インレットキャップを急速充電インレットにはめて、急速充電リッドを閉めてください。
急速充電インレットキャップをはずしたまま放置すると、急速充電インレットに異物が入り、車両故障につながるおそれがあります。

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