リモートエアコンシステム

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駆動用電池に蓄えられた電力を使用して、乗車前に車外から冷房/暖房を作動させ、車内を空調することができます。

車両に充電ケーブルを接続した状態でリモートエアコンシステムを使用すると、外部電源からの電力を使用することができるため、駆動用電池の充電量の低下を抑えられます。

リモートエアコンシステム停止後は自動的に充電を行います。

車を降りる前に

エアコンの設定温度を確認してください。(→温度を調整する

リモートエアコンシステムは、エアコンの設定温度に従って作動します。

作動させるには

電子キーの“A/C”を押したまま保持する

“A/C”を2回押して停止させることもできます。

知識

作動条件

次の条件をすべて満たしていないと、リモートエアコンシステムは作動しません。

  • パワースイッチがOFFになっている

  • すべてのドアが閉じている(バックドアを含む)

  • ボンネットが閉じている

リモートエアコンシステムの自動停止について

次のとき、自動的に停止します。

  • リモートエアコンシステムの作動開始から約20分後

  • 作動条件がひとつでも満たされなくなったとき

駆動用電池の充電量が少ないときも、停止する場合があります。

リモートエアコンシステムの作動について

次のような場合は、作動しないことがあります。

  • 駆動用電池の充電量が少ないとき

  • EVシステムが低温のとき(低外気温下に長時間放置したあとなど)

フロントガラスの曇り取りについて

リモートエアコンシステムでフロントガラスの曇りを取る場合、通常のエアコン使用時よりも電力が制限されているため、十分にフロントガラスの曇りが取れないことがあります。また、外気温や湿度、エアコンの設定温度などにより、フロントガラスの外側が曇る場合があります。

セキュリティ機能

リモートエアコンシステムを作動するとき、盗難防止のため施錠されていないドアは自動的に施錠され、ブザーと非常点滅灯の点滅でお知らせします。

スマートフォンでの操作について

G-Linkサービスご契約のお客様は、スマートフォンアプリで、リモートエアコンシステムの操作をすることができます。
アプリから操作する場合は、温度設定やタイマー予約などを行うことができます。
詳しくは、別冊「マルチメディア取扱説明書」を参照してください。

機能が正常に働かないおそれのある状況

機能が正常に働かないおそれのある状況

リモートエアコンシステムの作動中は
  • リモートエアコンシステムの作動状態によっては、電動ファンが回転して作動音が発生しますが、異常ではありません。

  • リモートエアコンシステム以外の電気負荷(シートヒーターなど)が作動しているときや、補機バッテリーの充電量が少ないときには、リモートエアコンシステムが停止することがあります。

  • ワイパー・メーターなどは作動しません。

  • 侵入センサーが自動的に停止します。

電子キーの電池の消耗について

電池の消耗について

電子キーの電池が切れたとき

電子キーの電池交換

カスタマイズ機能

リモートエアコンシステムの作動開始・停止時の、ワイヤレスリモコンの操作方法を変更できます。(カスタマイズ一覧:→リモートエアコンシステム

警告

使用上の警告
  • 車室内に人がいるときは使用しないでください。
    リモートエアコンシステムを使用していても、システムの自動停止等により車室内が高温、または低温になる場合があります。お子さまやペットを車室内に残したままにしておくと、熱中症や脱水症状や低体温症になり、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

  • 車両の周囲の安全を十分に確認してから使用してください。

  • ボンネットが開いているときは、電子キーの“A/C”を操作しないでください。
    意図せず冷房が作動して、冷却ファンに手や衣服などが巻き込まれるおそれがあります。

注意

駆動用電池の消費を防ぐために

必要なとき以外、電子キーの“A/C”を操作しないでください。

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