警告メッセージが表示されたときは

 
ブックマーク
あとで読む

マルチインフォメーションディスプレイには、システムの故障や誤った操作をしたときの警告、メンテナンスが必要であることをお知らせするメッセージが表示されます。メッセージが表示されたときは、メッセージの内容に従って対処してください。

  1. マルチインフォメーションディスプレイ
    マルチインフォメーションディスプレイのメッセージに従ってください。
    処置後に再度メッセージが表示されたときは、レクサス販売店へご連絡ください。

メッセージと警告作動

メッセージの内容によって警告灯や警告ブザーの作動が次のように切りかわります。ディーラーで点検をするように表示されたときは、ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

警告灯

警告ブザー

警告内容

あり

  • 走行にかかわるシステムの故障や、そのまま放置すると思わぬ危険を招くおそれがあるなどの重要なメッセージを意味します。

  • 車両への損傷や、思わぬ危険を招くおそれがあるなどのメッセージを意味します。

点灯または点滅

あり

表示されたシステムに故障のおそれがあるなどのメッセージを意味します。

なし

  • 電装品の故障や状態、メンテナンスのお知らせなどのメッセージを意味します。

  • 車両を正しく操作していない場合や、操作方法のアドバイスなどを意味します。

※:

メッセージを最初に表示したときに作動します。

知識

警告メッセージについて

文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異なる場合があります。

警告ブザーについて

状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえない場合があります。

各部の操作に関するメッセージが表示されたときは
  • アクセルペダル・ブレーキペダルの操作に関するメッセージが表示されたとき

  • パワースイッチの操作に関するメッセージが表示されたとき

    正しい手順で始動操作をしていないときや、誤操作の可能性があるときなどに、パワースイッチの操作に関するアドバイスが表示されます。
    画面の指示に従って操作し直してください。

  • シフトレバーの操作に関するメッセージが表示されたとき

    誤ったシフトポジションの選択や、停車中の意図せぬ車両の動き出しなどを防止するため、自動的にシフトポジションが切りかわったり、シフトレバーの操作が指示されることがあります。
    その場合は、画面の指示に従ってシフトポジションを変更してください。

  • 各部の開閉状態や、消耗品の補充などに関するメッセージ・画像が表示されたとき

    画面の表示、または警告灯で指示された部位を確認し、開いているドアを閉めたり、消耗品を補充したりするなどの対処を行ってください。

“EVシステム停止のためハンドルが重くなります”が表示されたときは

走行中にEVシステムが停止したときにメッセージが表示されます。

ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強く操作してください。

“EVシステム高温 出力制限中です”が表示されたときは

負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)のときにメッセージが表示される場合があります。

対処方法:→オーバーヒートしたときは

“シフトシステム故障 シフト切りかえ不可 安全な場所まで走行し 停車” または“シフトシステム故障 走行を継続できません”が表示されたときは

シフト制御システムが故障しています。ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

“駐車時はPレンジに入れてください”が表示されたときは

シフトポジションがP以外でパワースイッチをOFFにせずに運転席ドアが開いたときにメッセージが表示されます。駐車時はシフトポジションをPにしてください。

“Nレンジです アクセルを緩めて希望レンジに切りかえてください”が表示されたときは

シフトポジションがNで、アクセルペダルを踏んだときにメッセージが表示されます。

アクセルペダルから足を離し、シフトポジションをDまたはRにしてください。

“EVシステムが高温になるため停車時はブレーキを踏んでください”が表示されたときは

上り坂などでの停車時にアクセルペダルを踏んで車両を保持するとメッセージが表示される場合があります。

そのままの状態を続けるとEVシステムが過熱するおそれがあります。アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。

“バッテリー保護のため自動で電源をOffしました”が表示されたときは

自動電源OFF機能が作動したときにメッセージが表示されます。次回EVシステム始動時に、約5分間EVシステムが作動した状態を保持し、補機バッテリーを充電してください。

“回生ブレーキ制限中 減速時はブレーキを踏んでください”が表示されたときは

次のような状況では、回生ブレーキが制限されることがあります。ブレーキペダルをしっかり踏んで減速して下さい。

  • 満充電により、これ以上回生ができないとき

  • 駆動用電池の温度が極端に高いとき、または極端に低いとき

  • 電気モーターやパワーコントロールユニットの温度が極端に高いとき

“電力消費が大きいため一部の空調・ヒータ作動を制限中です”が表示されたときは

不要な電装品をオフにし、電力消費を控えてください。電源状態が復帰するまでしばらくお待ちください。

“クルーズコントロール 一時使用不可 取扱書を確認ください”が表示されたときは

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)のシステムが一時的、または対処を行うまで使用できません。(要因および対処方法→マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されたとき

“クルーズコントロール 現在使用できません”が表示されたときは

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)のシステムが一時的に使用不可と判断されています。しばらく走行してからレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)を再度設定してください。

前方カメラの異常を示すメッセージが表示されたときは

メッセージに表示された異常が解消されるまで、以下のシステムは作動しない可能性があります。(→マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されたとき, 警告灯がついたときは

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • AHB(オートマチックハイビーム)

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

  • 先行車発進告知機能

  • ドライバー異常時対応システム

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

レーダーの異常を示すメッセージが表示されたときは

メッセージに表示された異常が解消されるまで、以下のシステムは作動しない可能性があります。(→マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されたとき, 警告灯がついたときは

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

  • 先行車発進告知機能

販売店での点検をうながすメッセージが表示されたときは

警告メッセージで名称が表示されたシステム、または部位などに問題が発生しています。すみやかにレクサス販売店で点検を受けてください。

取扱書の確認をうながすメッセージが表示されたときは
  • 次のメッセージが表示されたときは、対処方法に従ってください。

  • 次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。ただちにレクサス販売店で点検を受けてください。

    • “スマートエントリー&スタートシステム故障”

    • “バッテリ系故障”

    • “アクセル系故障”

    • “プラグイン充電システム故障”

    • “EVシステム故障”

    • “シフトシステム故障 駐車時は パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “P スイッチ故障 駐車時は パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “シフトシステム不作動 駐車時 パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “シフトシステム故障 取扱書確認”

    • “シフトシステム故障 安全な場所に停車して 取扱書確認”

    • “バッテリ充電不足 シフト切りかえ できません 取扱書確認”

  • 次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。ただちに安全な場所に停車し、レクサス販売店へ連絡してください。走行を続けると危険です。

    • “故障のためブレーキ力が低下”

    • “シフトシステム故障”

注意

“電力消費が大きいため一部の空調・ヒータ作動を制限中です”がひんぱんに表示されるときは

充電系の異常や補機バッテリーが劣化している可能性があります。レクサス販売店で点検を受けてください。

“バッテリ充電不足”がひんぱんに表示されるときは

補機バッテリーが劣化している可能性があります。その状態で放置しておくと、補機バッテリーのバッテリーあがりを起こすおそれがあるため、レクサス販売店で補機バッテリーの点検を受けてください。

“駆動用電池の点検を販売店で受けてください”が表示されたときは

駆動用電池の点検・交換時期になったことをお知らせしています。すみやかにレクサス販売店で点検を受けてください。

  • 点検を受けないまま急速充電を行うと充電時間が長くなるおそれがあります。

  • 駆動用電池の点検を受けないまま車を使用し続けると、EVシステムを始動することができなくなります。

  • 万一、EVシステムが始動できなくなったときは、ただちにレクサス販売店へご連絡ください。

このページは役に立ちましたか?