大人用のシートベルトを正しく着用できない子どもを乗せるときは、チャイルドシートを使用してください。チャイルドシートは、子どもを安全に守るように設計されています。

子どもを乗せるときは、次の点を確認して安全を確保してください。

  • 子どもにも必ずシートベルトを着用させる

    子どもがシートベルトを着用しないで乗車すると、事故の際にウインドウガラスや乗員、車内の装備にぶつかるおそれがあります。また、子どもを抱いて乗車しても、事故の際にウインドウガラスや乗員、車内の装備にぶつかるおそれがあります。

  • 子どもはリヤシートに乗せる

    運転装置に触れないよう、子どもはリヤシートに乗せてください。

  • 子どもにはドアやウインドウなどの装備を操作させない

    子どもには、パワーウインドウ/ドア/およびシートなど、体を挟まれるおそれがある装備類を操作させないでください。

    子どもがドアやパワーウインドウの開閉などでけがをしないように、チャイルドプロテクターやウインドウロックスイッチを使用してください。

  • やむを得ず助手席にチャイルドシートを取り付けるときは、必ず前向きに取り付けてください。チャイルドシートをうしろ向きに取り付けていると、SRSエアバッグが作動したときの衝撃で重大な傷害を受け、死亡に至るおそれがあります。
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警告

  • 車を離れるときは、子どもを連れて出る

    子どものいたずらにより、車の誤発進や車両火災など、思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • 車内に人や動物を残したままにしない

    日中の車内は非常に高温になるため、熱中症や、熱中症を原因とした死亡事故につながるおそれがあります。

  • 子どもを抱いたまま乗車しない

    子どもを抱いて乗車すると、事故の際にウインドウガラスや乗員、車内の装備にぶつかるおそれがあります。子どもにも必ずシートベルトを着用させるか、チャイルドシートを使用してください。

  • 小さな子どもにはチャイルドシートを使用する

    シートベルトを正しく着用できない子どもを乗せるときは、チャイルドシートを使用してください。

  • チャイルドシートを正しく使用する

    チャイルドシートは、事故や急停止の際に子どもを保護します。チャイルドシートはしっかり取り付けて、正しく使用してください。

  • 衝撃を受けたチャイルドシートは交換する

    事故などで衝撃を受けたチャイルドシートは、外観に問題がなくても、衝撃吸収性能が落ちている可能性があります。

  • 使用しないチャイルドシートは運転の妨げにならないように固定する

    チャイルドシートを使用しないときも、運転の妨げにならないように、しっかりと固定してください。チャイルドシートを取り外したときは、車外で保管するか、ラゲージルーム内で固定して保管してください。

子どもを乗せる位置

運転装置に触れないよう、子どもはリヤシートに乗せてください。助手席に子どもを乗せると、SRSエアバッグが作動したときの衝撃で重大な傷害を受け、死亡に至るおそれがあります。やむを得ない場合を除き、助手席には子どもを乗せないでください。

警告

  • やむを得ず助手席にチャイルドシートを取り付けるときは、助手席をいちばん後ろに下げて、必ず前向きに取り付けてください。チャイルドシートを正しく取り付けないと、SRSエアバッグが作動したときの衝撃で重大な傷害を受け、死亡に至るおそれがあります。
  • ドア/ピラー/ルーフサイドレールに子どもがもたれかからないようにしてください。SRSエアバッグが作動したときの衝撃で重大な傷害を受け、死亡に至るおそれがあります。
  • 運転席を調整したときに、子どもやチャイルドシートと運転席が干渉する場合は、助手席側のリヤシートにチャイルドシートを取り付けてください。
  • 助手席と子どもやチャイルドシートが干渉しないように、助手席を調整してください。
  • 身長100cm以上の子どもを車に乗せるときは、ジュニアシートを使用してください。ジュニアシートを使用しているときは、シートベルトが正しく装着されていることを確認してください。

車内からリアドアを開けられないようにする(チャイルドプロテクター)

ロック側にすると、リヤ席ドアが車内から開かなくなります。

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  1. ロック解除します。
  2. ロックします。

    子どもが車内からリヤ席ドアを開けられないようにできます。両側のリヤ席ドアをロック側にしてください。

知識

チャイルドプロテクター使用時のドアの開け方

ドアをロック解除して車外のドアハンドルを引くと開きます。万一、車内から開ける場合は、ドアガラスを下げて手を出し、車外のドアハンドルを引いてください。

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