ご自身でタイヤを交換するときは、工具とジャッキをご準備ください。

このお車はホイールボルトを使用しています。

工場出荷時に装着されたホイールを使用する場合は、専用のレクサス純正ホイールボルトを使用する必要があります。

ご自身でのタイヤの交換に不安がある場合は、レクサス販売店にご相談ください。

ジャッキで車体を持ち上げる前の準備

ジャッキで車体を持ち上げる前に、次のことを行ってください。

  1. 地面が固く平らで安全な場所に移動する
  2. パーキングブレーキをかける
  3. シフトポジションをPにする
  4. EVシステムを停止する

知識

工具とジャッキ

お客様の車にはタイヤパンク応急修理キットが標準装着のため、タイヤ交換に使用する以下の工具とジャッキは搭載されていません。工具とジャッキはレクサス販売店で購入することができます。

  • 輪止め

  • ジャッキ

  • ジャッキハンドル

  • ホイールボルトソケット

  • ガイドピン

  • ホイールボルトレンチ

工具/ジャッキの搭載位置

  1. 工具袋
    • ジャッキ

    • ジャッキハンドル

    • ホイールボルトレンチ

  2. けん引フック
  3. ガイドピン
  4. ホイールボルトソケット
★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

警告

ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下するおそれがあります。次のことをお守りください。

  • ジャッキはタイヤ交換/タイヤチェーン取り付け/取りはずし以外の目的で使用しない

  • 備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない

ジャッキを取り出す

  1. デッキボードを取りはずします。
  2. ジャッキを工具袋から取りだします。

タイヤを取りはずす

警告

タイヤ交換時の注意

走行直後、ディスクホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。

走行直後のディスクホイールやブレーキまわりは高温になっているため、タイヤ交換などで手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

タイヤ交換時のパワーバックドアの設定

タイヤ交換をする際は、パワーバックドアの作動を停止してください。停止しないと、誤ってパワーバックドアを作動させたときにバックドアが動き、指や手を挟んでけがをするおそれがあります。(→パワーバックドア

  1. 輪止めをします。
    輪止めの位置:
    • パンクしたタイヤ:左側前輪

      右側後輪うしろにおいてください。

    • パンクしたタイヤ:右側前輪

      左側後輪うしろにおいてください。

    • パンクしたタイヤ:左側後輪

      右側前輪前においてください。

    • パンクしたタイヤ:右側後輪

      左側前輪前においてください。

    ※:

    輪止めは、レクサス販売店で購入することができます。

  2. ホイールボルトレンチを使用し、すべてのホイールボルトを少し(約1回転)ゆるめます。
  3. ジャッキの部を手でまわして、図の位置にしっかりかけます。
    • フロント側

    • リヤ側

    警告

    ジャッキはジャッキセット位置に正しくかけてください。

  4. ジャッキハンドルにホイールボルトレンチを取り付けます。
  5. タイヤが地面から少し離れるまで、車体を上げます。

    警告

    ジャッキを使用するときは、次のことをお守りください。

    • ジャッキで支えられている車の下に体を入れない

    • 車がジャッキで支えられている状態で、EVシステムを始動したり車を走らせない

    • 車内に人を乗せたまま車を持ち上げない

    • 車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを置かない

    • 車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない

    • 車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する

  6. 最上部にあるホイールボルト1本を取りはずし、ガイドピンを手で締め付けます。
    時計回りに回らなくなるまで締め付けます。

    警告

    タイヤを交換するときは、ガイドピンを使用してください。

    また、ガイドピンは樹脂製のため部以外にホイールを載せたり、大きな負荷をかけると破損するおそれがあります。

  7. 残りのホイールボルトをすべて取りはずし、タイヤを取りはずします。
    タイヤを直接地面に置くときは、ホイールの表面に傷が付かないよう表面を上にします。

タイヤを取り付ける

  1. ホイール接触面とホイールボルトの汚れをふき取ります。
    汚れていると、走行中にホイールボルトがゆるみ、タイヤがはずれるおそれがあります。
  2. ホイールの穴にガイドピンを通し、タイヤを取り付けます。
    ホイールセンタ穴とハブセンタが嵌合し、ホイールが接触面にあたるまで、しっかり取り付けてください。

    警告

    タイヤを交換するときは、ガイドピンを使用してください。

    また、ガイドピンは樹脂製のため部以外にホイールを載せたり、大きな負荷をかけると破損するおそれがあります。

  3. 手または、ホイールボルトソケットを使用し、ホイールボルトを軽く締め付けます。
    ホイールボルトソケットは手による仮締め以外に使用しないでください。

    警告

    次のことをお守りいただかないとホイールボルトがゆるみ、ホイールがはずれ落ちるおそれがあります。

    • ホイールとホイールボルトの接触面は、嵌合するように設計されています。工場出荷時に装着されたホイールを使用する場合は、専用のレクサス純正ホイールボルトを使用してください。なおレクサス純正品であっても、他車種および異なる年式/型式のホイールボルトは使用しないでください。また、工場出荷時に装着されたホイールボルトがすべてのホイールに適合するわけではありません。工場出荷時に装着されたホイール以外を取り付けるときは、ホイールの購入先にお問い合わせください。

    • ホイールボルトとホイールの球面座部にオイルやグリースを塗らないでください。

      ホイールボルトを締めるときに必要以上に締め付けられ、ホイールボルトやホイールハブのめねじが破損したり、ディスクホイールが損傷するおそれがあります。

      ホイールボルトを取り付けるときに、オイルやグリースが付いている場合はふき取ってください。

    • ホイールボルトのねじ部やホイールハブのめねじ、ホイールのボルト穴につぶれ、亀裂や錆びなどの異常がある場合は、レクサス販売店で点検を受けてください。

  4. ガイドピンを取り外し、ホイールボルトを手順3同様に軽く締め付けます。
  5. 車体を下げます。

    警告

    車を下げるときは、周囲に人がいないことを確認し、人がいるときは声をかけてから下げてください。

  6. ホイールボルトレンチを使用し、図の番号順でホイールボルトを2、3度しっかり締め付けます。
    締め付けトルク:140N・m(1428kgf・cm)

    警告

    ホイールボルトを締め付けるときは、ホイールボルトは過度に締め付けすぎないでください。ホイールボルトやホイールハブのめねじが破損したり、ディスクホイールが損傷する恐れがあります。

  7. すべての工具/ジャッキを収納します。

    警告

    • ジャッキや工具を使用したあとは走行前に正しい位置に格納されているか確認してください。正しく格納されていないと、事故や急ブレーキの際、重大な傷害につながるおそれがあり危険です。

    • タイヤを交換したあとは、速やかに締め付けトルクを確認してください。

      お客様ご自身で締め付けトルクの確認ができない場合は、レクサス販売店で点検を受けてください。

    注意

    タイヤをホイールから脱着する際は、空気圧バルブ/送信機が損傷しないよう注意してください。脱着手順の詳細は、レクサス販売店へご相談ください。

このページは役に立ちましたか?